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ザ・シンフォニーホール 103歳の日野原重明先生のトークと“奇跡のテノール”ベー・チェチョルさんの演奏会第2弾 8月4日(火)に開催します
2015.07.15
ザ・シンフォニーホール(田仲豊徳社長)はヴォイス・ファクトリイ株式会社(輪嶋東太郎社長)とともに8月4日(火)、103歳の日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)がプロデュースする“奇跡の歌声に乗せて”の第二弾「日野原重明トーク&ベー・チェチョル演奏会~映画『ザ・テノール 真実の歌声』の上映~」を開催します。
ベー・チェチョルさんは韓国・大邸出身のテノール歌手。イタリアのヴェルディ音楽院を修了後、ヨーロッパ各地のコンクールで数々の優勝を果たし、同地の主要歌劇場で主役を演じてきましたが、2005年に甲状腺がんで声帯と右肺機能を失いました。歌手生命を絶たれ、失意のどん底にありましたが、当時77歳だった京都大学医学部名誉教授、一色信彦先生の奇跡的な声帯機能回復手術によって再び声を取り戻し、同08年に歌手復帰を果たしました。
ベーさんの声は全盛期の声量に完全には戻っていませんが、2年前にこのベー・チェチョルさんの歌を聴いた日野原重明先生は「心が震えた」と感激。以来、がん患者のホスピスを行なう医師として、音楽を愛する個人として、ベーさんを全面的に支援しています。
その日野原先生プロデュースの演奏会が昨年から東京、名古屋、大阪など各地で開催されています。大阪では4月21日にザ・シンフォニーホールで行なわれ、医療秘書教育全国協議会の会長でもある日野原先生と同協議会理事長の浮舟総長とがばったりと再会。(このことは6月21日付朝日新聞(別冊)で、日野原先生ご自身が随想「103歳・私の証 あるがまゝ行く」の中で紹介されています。内容はこちら)。トークと演奏会は満員の観衆に大きな感動を呼び起こしました。
日野原先生と浮舟総長との“不思議な縁”に加えて、この感動をもう一度味わいたいという大勢のファンの方々からの声が寄せられ、大阪での文化芸術の振興に取り組むザ・シンフォニーホールと滋慶学園グループが、それぞれ主催と協力という形で、第二弾「日野原重明トーク&ベー・チェチョル演奏会」を開催することになりました。
第二弾では、今年迎えた日韓国交正常化50年の民間交流としてふさわしい、ベー・チェチョルさんの半生を描いた日韓合作映画「ザ・テノール 真実の歌声」(ユ・ジテさん、伊勢谷友介さんら出演)が第1部として上映され、そのあと第2部として、日野原重明先生が、「今 世界平和のために 私たちが出来ること」のタイトルでトークショーを行ない、ベー・チェチョルさんが「Amazing Grace」や日野原先生作詞作曲の「愛のうた」などを“奇跡の声”で歌い上げます。
ザ・シンフォニーホールでの映画上映は初の試みで、既設のプロジェクションマッピング機材を利用して上映されます。これが成功すると、ホールの利用幅が一段と広がることになります。
当日は3時間を越える長丁場になると見られますが、益々、意気軒昂な日野原先生は「チョチョルさんの命の尊さをかみしめた愛に溢れた歌声をぜひ皆さんに聴いて欲しい。そのことが世界平和につながるのです」と命の炎を燃やしています。
ご期待下さい。
なお、4月21日のトーク&演奏会の模様は7月9日付けの産経新聞夕刊に紹介されています(PDFはこちら)。
【告知】
日野原重明プロデュース「奇跡の歌声に乗せて 第二弾」@ザ・シンフォニーホール
ー ベー・チェチョルさんの半生を描く映画「ザ・テノール 真実の物語」上映 ー
日野原重明トーク&ベー・チェチョル演奏会
【日時】8月4日(火)13:00会場 14:00 開演
【会場】ザ・シンフォニーホール
【プログラム】
<一部>
映画「ザ・テノール 真実の物語」上映
<二部>
日野原重明氏によるスペシャルトーク
「今、世界平和のために私たちが出来ること」
べー・チェチョル特別演奏会
<曲目>Amazing Grace、花にねむれ(オリジナル新曲)
愛のうた(日野原重明作詞・作曲) 他
(ゲスト)一色信彦(京都大学医学部名誉教授)
(司 会)輪嶋東太郎(音楽プロデューサー)
【料金】全席指定 5,500円(税込)
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
【お問合わせ】エス・ピー・エース TEL.06-6204-0412
【チケットお申込み】ザ・シンフォニー チケットセンター TEL.06-6453-2333
主催:ザ・シンフォニーホール、ヴォイス・ファクトリイ
協力:滋慶学園グループ、ソーシャルキャピタル・プロダクション、Global Wings