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EAST東京地区14校が合同卒業式 両国国技館から3,210名が社会へ船出
2015.03.26
EAST東京地区14校の卒業式が3月16日(月)に行われ、総勢3,210名の卒業生が、医療、福祉・保育、保健、バイオテクノロジー、美容、食の業界へ船出をしました。会場となった両国国技館(東京)には、産業界や海外の教育提携校からの来賓をはじめ、教育顧問、講師、そして多くの保護者の方々がお祝いに駆けつけ、盛大な式典となりました。学生からプロの職業人として羽ばたくための「最後の授業」と位置づけられた卒業式。卒業生の顔には、輝く笑顔と明日への希望が満ちあふれていました。
【EASTグループ東京地区】
東京医薬専門学校
東京福祉専門学校
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
東京メディカル・スポーツ専門学校
東京ベルエポック製菓調理専門学校
東京ベルエポック美容専門学校
東京バイオテクノロジー専門学校
ベルエポック美容専門学校
日本医歯薬専門学校
新東京歯科技工士学校
新東京歯科衛生士学校
埼玉福祉専門学校
埼玉ベルエポック製菓調理専門学校
赤堀製菓専門学校
第一部
東京福祉・埼玉福祉専門学校のコーラスグループの国会斉唱、14校の学校長紹介のあと、各校代表者への卒業証書授与が行われました。国技館の中央に設置されたセンターステージ上で、卒業生は緊張しながらも達成感溢れる表情で卒業証書を受けとっていました。なかには、満面の笑みで証書を授与される卒業生もいました。
関口学校長式辞「社会に貢献できるリーダーを目指してほしい」
続いて、学校長を代表して東京スポーツ・レクリエーション専門学校、東京メディカル・スポーツ専門学校の関口正雄学校長「皆さんがプロとして活躍する業界は、国民の心身の健康を増進させ、生活の質の向上させる大切な仕事です。成長が期待される日本の重要な産業であり、またその専門技術に国境はありません。これまで皆さんは学ぶ力をしっかり身につけました。自信を持って仕事に取り組み、キャリアップし、多くにチャレンジしてリーダーを目指してください。卒業生の皆さんがそれぞれの業界で精進し、リーダーとして社会に貢献していくことを、皆さんの前途が順風満帆で幸せであることを切に願います」とが式辞を延べました。
次に「滋慶教育科学研究所奨励賞」の表彰が行われました。職業人教育の集大成として実施された卒業研究、卒業制作、コンテストから、特に優れたグループが表彰されました。
【滋慶教育科学研究所 奨励賞】
・東京医薬専門学校 生命工学技術科化粧品開発コース 鈴木さんら5名
「化粧品原料としてのナメコエキスの有効性」生命工学
・東京福祉専門学校 社会福祉士科 稲葉さんら4名
「精神障がい者の地域生活充実を目指して
〜自己発信から行動変容へとつながるプログラムの実践〜」
・東京スポーツ・レクリエーション専門学校
スポーツトレーナー科 山口さん、矢澤さん
「総合型地域スポーツクラブ CLUB-TSR
パーソナルトレーニングセクション事業報告」
・東京スポーツ・レクリエーション専門学校 スポーツマネジメント専科 片岡さんら3名
「日本女子プロ野球機構との産学連携における関係性構築について」
・東京ベルエポック製菓調理専門学校 パティシエ科 神谷さんら6名
「フィンランド〜クリスマスのおくりもの〜」
・日本医歯薬専門学校 登録販売者学科Ⅰ部 大島さんら6名
「調剤薬局事務員と患者様とのコミュニケーションづくり〜努力時間の活用法〜」
・東京バイオテクノロジー専門学校 バイオテクノロジー科3年制醸造発酵コース 戸村さん他3名
「出羽三山で採取した野生酵母による地産ワインの開発」
・埼玉福祉専門学校 社会福祉士科 及川さんら7名
「学生と地域の障がい者をつなぐ福祉コーディネートの試み〜製菓から始まる“つながりクッキング”〜」
・埼玉ベルエポック製菓調理専門学校 パティシエ科 井上さんら4名
「地産地消(埼玉県産)〜トマトベリーを使った売れる商品〜」
・ベルエポック美容専門学校 美容師科 岩井さん
「ベルエポックコンテスト2014 ヘアスタイリスト部門」最優秀賞
・東京ベルエポック美容専門学校 トータルビューティ科 大嶋さん
・「ベルエポックコンテスト2014 ヘアメイクアーティスト部門」審査員賞
またここで、「大韓美容師会競技大会 ベルエポック賞」の表彰が行われました。建学の理念の一つである国際教育の考え方に基づくグローバル人材の育成の一つとして、「社団法人大韓美容師中央会附属ビューティ産業研究所」との教育提携を結び、美容を学ぶ学生同士の交流や韓国においての職業人教育に取り組んでいます。この日は、教育プログラムの一環で来日しているベルエポック賞受賞者3名が表彰されました。
【大韓美容師会競技大会 ベルエポック賞】
第1位 啓明文化大学企業ブランド学部オムソンビューティー専攻 リ・ボラさん
第2位 啓明文化大学企業ブランド学部オムソンビューティー専攻 ガン・ウンジさん
第3位 霊山大学 美容芸術学科 ユン・ジヨンさん
表彰の最後には、卒業式まで無遅刻・無欠席の「皆勤賞」の表彰が行われ、214名を代表して、日本医歯薬専門学校登録販売者学科Ⅰ部の谷山恵里さんが表彰状を授与されました。
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色艶やかな韓服で賞状を受けとるリ・ボラさん(左)、ガン・ウンジさん(中)、ユン・ジヨンさん(右)。
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日本医歯薬専門学校 須田英明学校長から表彰される、皆勤賞の谷山さん
浮舟総長祝辞「気づき、人間関係、そして学び続けることを大切に」
第一部の最後には、滋慶学園グループ浮舟邦彦総長から、卒業生に祝辞が送られました。「みなさんの仕事は、生涯学び続けて行く仕事です。学ぶことによって多くのことに気づきます。気づくことによって自分を変える、成長させていくことができます。それから、講師、教職員、業界のお世話になった方、明日からの職場の人間関係、あるいはクライアントや患者さんとの人間関係を大切に。そのために笑顔で挨拶をすることの大切さ。滋慶学園のモットーを自分のモットーとして大切に持ち続けて頂きたいと思います。プロは仕事を通して成長します。学び続けること、気づくこと、そして人間関係を大切にするという原点を忘れないでください。明日からの新しい職場へ,自信を持って誇りを持って第一歩を踏み出してください」と卒業生たちにエールを送りました。
第二部
一人ひとりの椅子の下には、仲間、クラスメイトからのサプライズメッセージがあることが告げられ、卒業生は一斉にそれを取り出すと、感謝や激励のメッセージを読んで、笑顔になったり、涙を流したりと、個別に作成されたメッセージに感動していました。
卒業生の決意の言葉
「私が選んだ道で、精一杯、わたしという花を咲かせます」
東京ベルエポック美容専門学校ブライダル科 高橋沙英さんが、卒業生を代表して決意の言葉を述べました。「2年の卒業制作では、仲間と一緒にひとつのものを作り上げる難しさと、喜びを感じ、そして仲間との絆が深まりました。後日、卒業制作として私たちが企画した結婚式に参列された方から温かい意見や厳しい意見が聞かれ、お客様に喜んで満足いただくことを実行していくことが、求められていることで、それがお客様の夢で私の夢であると気づきました。私は明日から美容の分野で、お客様を笑顔になれる、幸せにできるプロになりたいと思います。これからは自分たちが選んだ道で、精一杯自分という花を咲かせましょう。みんなの頑張りが私の頑張りになります。私の頑張りがみんなの頑張りになるよう、精一杯私という花を咲かせます」。
式典の最後には、東京福祉・埼玉福祉専門学校のコーラスグループの「旅立ちの日に」の歌と、来賓、講師、保護者の拍手のなか、卒業生を送り出して式典が終了しました。
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メッセージを読む卒業生たち。あちこちで涙を浮かべる姿が見られた
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約70名のコーラスグループが、歌で卒業生を送り出した
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式典後「最後の保護者会」で挨拶する学校法人東京滋慶学園 中村道雄理事長