非正規雇用の若い人たちを始め社会人が新たな職業につけるようにと、厚生労働省が教育訓練給付金を支給する「専門実践教育訓練」の指定講座の追加分がこのほど、発表されました。滋慶学園グループでは、今回、１２校２９学科（講座）が認定を受け、指定学科は前回分の１１校２６学科（講座）を合わせて計３３校５５学科（講座）となりました。

　この制度は、一度でも職について通算して２年以上、雇用保険に入っている人が、介護福祉士や美容師、柔道整復師などを目指して今回の指定を受けた専門学校などで学ぶ場合、返済する必要のない「教育給付金」が支給されるというものです。

　学費の４０％相当額、年間３２万円まで支給されますが、国家試験に合格して資格などを取得して就職すると、学費の６０％、年額４８万円まで支給されます。仮に３年制の学科に通った場合、最高３年間で合計１４４万円まで受給することができます。

　この制度と併用して、さらに、４５歳未満の失業中の人は受講中の生活保障として雇用保険の基本手当ての５０％が支給される「教育訓練支援給付金」を受け取れます。ただし、失業給付との重複は認められません。

　詳しくは下記指定学科（講座）を持つ各学校にお問い合わせください。

専門実践教育訓練指定講座として教育給付金が支給される滋慶学園グループ各校の講座
(８月発表分＋今回追加分）

今回追加指定を受けた学科一覧 ※色のついている学科

【業務独占・名称独占資格】

【職業実践専門課程】

今回の発表についての厚生労働省のホームページはこちらから。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000058670.html