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滋慶学園グループ 文化・教養系12校による「若きクリエーター展2025」&「職業体験フェスタ」が行われました! テレビ取材も入り大盛況でした

 滋慶学園グループの文化・教養系の学校が主催する「2025 we are JIKEI COM 若きクリエ―ター展」が2月13日(木)と14日(金)、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されました。クリエイティブ、テクノロジー、音楽、エンターテイメント、動物、調理、ホテル・ウェディング…と、多様な分野の就職を目指す学生たちが、産学連携教育で創り上げた作品の展示&発表会です。MBSの報道番組のクルーや、新聞社が取材に訪れるなど反響は大きく、2日間で中学・高校生をはじめ業界関係者など約7000人が参加しました。

 参加した専門学校は次の12校です。

・大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)
・大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(DA)
・大阪スクールオブミュージック高等専修学校(OSM高等専修)
・大阪ECO動物海洋専門学校(大阪ECO)
・OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校(OCA)
・放送芸術学院専門学校(BAC)
・大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校(OAS)
・大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校(JSH)
・大阪農業園芸・食テクノロジー専門学校(大阪農食)
・神戸・甲陽デザイン&テクノロジー専門学校(TECH.C.KOBE)
・神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校(koyo)
・神戸・甲陽音楽ダンス&アート高等専修学校(koyo高等専修)

 文化教養系の学校グループは1987年以来、即戦力として活躍できる人材を業界とともに育成する「産学連携教育システム」を核としています。多くの企業からの課題をもとに実践的に学ぶ「企業プロジェクト」では、業界のプロフェッショナルとして必要な力を磨いており、学生たちは学園生活の集大成である卒業制作や1年間に取り組んだ作品、パフォーマンスを披露しました。

産官学連携のeスポーツ対抗戦 学生が創造力を発揮して企画運営

 OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校は2日目の14日、産官学連携によるeスポーツ対抗戦のイベントを開催。大阪府をはじめOsaka Metro、南海電鉄グループのeスタジアム株式会社、地域の施設建設・管理を業務とする株式会社KULが参加。OCAの学生らとともに混成チームを結成し、大阪城を舞台に学生がカスタマイズ(設定変更)したシューティングゲームで腕を競いました。

 プロチームによるエキシビションマッチも行われ、トークショーではeスポーツの可能性や将来について熱い議論が交わされました。OCAのeスポーツ分野担当の教員は「このイベントはeスポーツを学ぶ学生たち自身が、創造力を発揮して企画運営をしました。自ら考えて創り、動かす経験を通して、大きく成長する機会となりました」と話していました。

 大阪・関西万博の会場ではゲーム・eスポーツのイベントが行われます。大阪府はこれを機に府内の企業や団体とともに、eスポーツの普及に取り組む「大阪eスポーツラウンドテーブル(OeGG)」を立ち上げており、OCAも参加。吉村洋文知事は「eスポーツといえば大阪といわれるようにしたい」と話しており、OCAも産学連携教育の一環として、業界とともにeスポーツの普及と盛り上げに一役買っています。

ダンスやジャズ、警察犬の訓練などのパフォーマンスからセミナーも

 「若きクリエーター展」のショーステージでは、名誉教育顧問らによる特別講義や様々なパフォーマンスが繰り広げられました。

 大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)と大阪ダンス・俳優&舞台芸術専門学校(DA)の学生たちは、世界的なダンスアーティストKENTO MORIと共にダンスで万博に出場することを目指す「KENTO MORI PROJECT」の成果を披露。ステージいっぱいに広がるエネルギッシュなダンスで、観客のボルテージも最高潮に達しました。

 14日に行われたDA、OSMなどの産学連携企業プロジェクトのプレゼンテーションでは、オリジナリティあふれる振り付けや衣装を企業に提案し、高い評価を受けたダンス&アクターズ科のダンス作品や、OSM高等専修のアイドルグループ「SO.ONプロジェクト」の取り組みとパフォーマンスなどを発表。作詞家で名誉学校長の湯川れい子先生や、ミュージシャンで名誉教育顧問の松岡充先生らが審査をしました。

 神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校は、卒業生ミュージシャンと在校生によるジャズ演奏、及び4本の指で弾くフィンガーピッキングによるギターアンサンブルのパフォーマンスを披露しました。卒業生代表として、サックスプレイヤーの清水玲奈さん、ギタリストの村上遥輝さんが学生たちとコラボレーション。大勢の参加者を魅了しました。

 またVRアーティストとして多様な作品を制作して国内外で活動し、未来をつくるリーダー「Forbes JAPAN100」にも選ばれた名誉教育顧問のせきぐち・あいみさんや、エンターテイメントテクノロジーを手掛ける米国の会社の最高経営責任者で、名誉学校長のジェイ・クータラパリルさんの特別講義なども行われ、大勢の在校生や中学・高校生が聞いていました。

 大阪ECO動物海洋専門学校は警察犬のデモンストレーションを紹介。違法薬物(実際は普通の火薬)や爆発物が入ったキャリーバッグを発見して知らせる訓練や、逃走した犯罪者や襲ってくる犯人に対し、犬に指示して襲撃させる訓練などの様子を披露し、観客の拍手喝采を浴びていました。

太陽の塔など万博記念公園のPR動画や闇バイト防止の啓発動画も

 会場には、OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校や大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校などの学生が産学連携教育の一環として制作した動画やイラスト、キャラクター、広告などの作品がズラリと展示され、学生たちが作品のポイントを説明する姿があちらこちらで見られました。

 大阪・関西万博の開催を前に、55年前に大阪で開催された1970年大阪万博の太陽の塔に象徴される万博記念公園や、世界の民族文化を展示・研究する国立民族学博物館を学生の目線でPRする動画も展示されていました。自衛隊のリクルート用の映像制作や、大阪府警から依頼された闇バイトの危険性を伝える啓発動画、株式会社セガとのコラボレーションによる生成AIを活用したエンターテインメント企画提案などもあり、注目を集めてました。AIだからこそ可能な事は何か、おもしろい場所はどこか―といったAIによる新たな体験企画が紹介されていました。

中学・高校生が様々な職業体験を楽しみました

 期間中、中学・高校生に将来の仕事について考えるヒントを提供する「職業体験フェスタ」も同時開催され、ダンサーの仕事、愛玩動物看護師、アクアリウムづくり、テレビカメラマン、声優が声を演じて録音するアテレコ体験、本番さながらの結婚式、オーガニックハーブティーのオリジナルブレンドづくりなど、さまざまな体験が出来るコーナーが設けられていました。

 今回のイベントではMBSのテレビクルーが来てくれました。アナウンサーをふくめ4人のスタッフが取材。さまざまな職業を体験する中学・高校生や、学校責任者にイベントの狙いについてインタビューする姿が見られました。また産経新聞のスタッフも取材に訪れ、eスポーツのイベントや様々な体験ブース、パフォーマンスを熱心に見て回っていました。

万博機にeスポーツ盛り上げ 産官学連携で認知度アップ(産経新聞)

闇バイト、大麻の危険性 Vチューバーやアニメで啓発 専門学校生に感謝状、大阪府警(産経新聞)

(Web広報センター)