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【東京ベルエポック製菓調理専門学校】 カフェビジネス科の卒業制作の発表会 オリジナル商品を披露しました!

 東京ベルエポック製菓調理専門学校は1月31日(金)、カフェビジネス科2年生による卒業制作の発表会を開催しました。学生たちは卒業制作として、アサヒ飲料株式会社とのコラボレーションでオリジナル商品の開発に取り組み、ウェルチのグレープを使用した飲み物「ウィンタースパイスサングリアティー」が誕生しました。

 この商品は、オリジナルのビターズやスパイス、生姜を使用することで、ノンアルコールながら飲みやすく、体を温め血行促進効果も期待できます。主に20〜30代の若年層をターゲットに、寒い季節にぴったりな一品。授業で学んだことを活かし、実践的な商品開発に取り組みました。また春、夏にはカルピスと和紅茶を組み合わせた商品も開発。1年を通じてさまざまな挑戦を繰り返してきました。

 学生たちはカフェ店舗のブランド開発からスタート。「ウィンタースパイスサングリアティー」のほか、オリジナルのベーグルサンドや、フォカッチャ(イタリアの平たい焼きパン)のサンド、さらにオリジナルブレンドコーヒーの開発にも力を入れ、クラス一丸となってメニュー作りを進めました。また学校で実施した「店舗実習」を通じ、地域の方々にも多くの新商品を知っていただく機会を得ることができました。

 発表会には、アサヒ飲料株式会社の小暮則貴様をはじめ、井上美津子学校長、カフェコンサルタントの佐藤仁美様、ブーランジェリーの大室雄司様、コピーライターの炭田友望様など、さまざまなゲストにもお越しいただきました。

 学生たちはプロジェクターを使って自ら制作したプレゼンテーションの資料を通じて、商品への想いを熱心に伝えました。審査員の方々には実際に商品を試食していただき、貴重なコメントをいただきました。商品の質はもちろん、プレゼンテーションの内容や自営業に対する考え方、アイデア出しのプロセスなど、幅広い視点からの意見を伺うことができました。

 卒業制作を通して学生たちは、7つの基本行動(※註)を活かした店舗運営や、セルフマネジメント、チームマネジメント、プロジェクトマネジメントの考え方を理解し、そのプロセスをプレゼンテーションできるようになりました。発表後、「もうやり切った、悔いはない」と疲労感を滲ませながらも笑顔を見せる学生もいれば、「台本を読み間違えてすごく焦った」と照れ笑いを浮かべる学生もいました。

※註:店舗運営の7つの基本行動とは、①笑顔であいさつ、②元気な返事、③言葉遣い、④清掃、⑤整理整頓、⑥身だしなみ、⑦時間厳守

東京ベルエポック製菓調理専門学校 広報センター 高坂 美瑳)