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札幌看護医療専門学校 視力検査を通じて地域に貢献~年中・年長児対象「今からはじめる視力ケア」~
札幌看護医療専門学校では地域貢献活動の一環として10月12日(土)、年中・年長児を対象としたイベント「今からはじめる視力ケア」を本校で開催しました。
札幌市の3歳児検診において視力検査は家庭で実施されているところもあり、保護者の中には「セルフ検査は難しい」と感じる方もおられるようです。今回の企画は医療系教育機関である本校が知識・技術を活かして少しでも地域に貢献できれば、と実現させました。
当日は札幌市及び近郊都市から17組の幼児・保護者にご来校いただきました。現在眼科で治療を受けている方、不安はありつつも眼科受診のきっかけが得られない方、Instagramの投稿より興味をもっていただいた方など、様々な層にご参加いただきました。
本校視能訓練士学科の教員と有志の学生による4種類の目の検査に加え、いがらし眼科クリニックの五十嵐羊羽院長にご協力いただき、専門医師による診察、相談を実施しました。
検査後、保護者の皆様からは「普段の病院受診よりも詳しく医師に話を聞くことができました」「子どもの実際の見え方がわかり、病院受診につながりました」「見え方に問題はないとわかり安心しました」といった声を多数いただいたほか、「学生がまるでプロの視能訓練士のようで感心しました」と学生に対するお褒めの言葉もいただきました。
学生にとっては幼児の患者と対応する練習になったほか、教員の検査技術や対応力を間近で見ることができる大きな学びの機会となりました。本校では授業の一環として近隣の保育園等に協力していただき。幼児の視力検査を行っておりますが、学生にとって、保護者が身近にいる状況でいつもと違う緊張感を感じられたことは、新たな経験となったのではないでしょうか。
学生にとっては学習機会となる、参加者にとっては不安が解消できる、学校にとっては地域貢献できる、まさに「三方よし」のイベントとなりました。今後も地域に愛され、社会に根差した学校を目指していきたいと思います。
(札幌看護医療専門学校 学生支援事務局 広報センター 小笠原 好花)