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「清流の国ぎふ総文2024」が開催されました 滋慶学園グループは高校生の文化芸術活動を応援しています!

 夏休み、全国の高校生が集う「第48回全国高等学校総合文化祭 清流の国ぎふ総文2024」が、7月31(水)から8月5日(月)まで岐阜県で開催されました。文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟、岐阜県などの主催。滋慶学園グループは助成団体として総合文化祭(総文)を応援しています。期間中、約2万人の高校生が参加し、演劇や合唱、吹奏楽、郷土芸能、美術・工芸など22部門で、日頃の活動の成果を披露しました。

 文化部のインターハイ”ともいわれるこの祭典は1977年から各都道府県が持ち回りで開催しており、今回が2巡目の最初の大会となりました。テーマは【集え青き春 漕ぎ出せ知の筏 水面煌めく清流の国へ】。岐阜市の長良川国際会議場で行われた総合開会式には、秋篠宮ご夫妻と長男、悠仁さまがご臨席。地元の生徒たちが披露する郡上おどりや、即興での生け花、和太鼓演奏など、さまざまなパフォーマンスを熱心にご覧になられました。

滋慶学園グループの総合パンフレットやイベントのチラシを配布

 開会式には滋慶学園グループから、名古屋ECO動物海洋専門学校・名古屋医健スポーツ専門学校の木村一郎学校長をはじめ、名古屋医健の栗栖昭五事務局長、名古屋ECOの富田和宏事務局長、名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の木村剛事務局長、東京メディカル・スポーツ専門学校の飯嶌周一広報センター長らが出席。会場前にはグループのブースが設けられ、木村事務局長や飯嶌センター長のほか、名古屋デザイン&テクノロジー専門学校、東洋医療専門学校(大阪市)のスタッフらが、開会式に訪れた高校生や先生、関係者らにチラシや資料を配布するなど、グループのPRにつとめました。

 グループのスタッフは、12月に大阪で開催される職業体験セミナーの会場で表彰式が行われる「作文・創作コンテスト」のチラシや、来年2月21日(金)・22日(土)に名古屋市内で開催される「職業体験フェスタ2025」のチラシなども配布。ブースのテーブルには全国のグループ校から集まったグッズが並べられ、アンケートに答えた高校生らにプレゼントしていました。

 式典の入場者に配布された総合プログラムには、滋慶学園グループの1ページ広告が掲載されており、なりたい仕事のことを知るサイト“ナリカタ”と、“お仕事まるわかり動画”を紹介。いずれもQRコードで見れるようになっていました。

秋篠宮さま 東北や能登半島の被災地の生徒にお見舞いと敬意のお言葉

 第1部の式典で、秋篠宮さまはお言葉の冒頭、東北地方の大雨で被害を受けた地域から参加した高校生らにお見舞いをお伝えになりました。総文について「次世代を担う人たちによる文化芸術の祭典が全国を巡って毎年開催されていることは、多様な才能を開花させ、未来に向けた文化創造の土壌を耕すうえで意義深いことと言えます」と評価。能登半島地震で被災された地域で活動を続けてきた高校生らに敬意を表し、「皆さまが日々の活動の成果を存分に披露し、全国に発信されることを期待しており、国内外から集う参加者が文化芸術の輪をさらに広げることを願っております」と締めくくられました。

 これに先立ち全国高等学校文化連盟、川﨑広幸会長が主催者を代表して挨拶したのをはじめ、文部科学大臣政務官の本田顕子氏、岐阜県実行委員会会長の古田肇岐阜県知事が挨拶しました。生徒実行委員会委員長の小林由奈さん(県立東濃実業高校3年)は「私たちは2年前から今日まで、どうすればアオハル(青春)の思いを伝えることができるのかを考え、準備をしてきました。高校生にしかできないアオハルを全身で感じていただきたいと思います」と語りました。

ベトナムや韓国、リトアニアの生徒のパフォーマンスも

 第2部では、国際交流プログラムとしてベトナムの高校生が民族舞踊をステージ発表。韓国の高校生がK-POPダンスを、リトアニアのギムナジウム(ヨーロッパの中等教育機関)の生徒たちはフォークダンスを披露しました。2025年の総文開催地・香川県の高校生たちと岐阜県の高校生による交流ステージでは、即興で花を生け、作品の出来栄えを競う「花いけバトル」が行われ、拍手喝采が沸き起こりました。第3部は岐阜県の生徒たちによる開催地発表で、岐阜城に入城し町を発展させた織田信長の青春の夢をテーマにした演劇や、器楽・管弦楽、日本音楽、郷土芸能、書道、特別支援学校などの各部門の発表がありました。

全国の高校生約1600人が華やかにパレード

 総合開会式が終了すると、恒例のパレードです。長良川国際会議場の近くの岐阜メモリアルセンターの周辺道路で華やかに繰り広げられました。横断幕を手にした清流の国ぎふ総文2024生徒実行委員会を先頭に、岐阜県の生徒合同のバトンチームをはじめ、北海道から九州まで全国から集まった50団体約1600人の高校生たちが、猛暑の中を約600メートルにわたってパレード。マーチングバンドの演奏に合わせ、バトントワリングやフラッグの演技を披露し、沿道を埋め尽くした観客は手を振って応援していました。

22部門で展覧会や発表会などがあり、交流を深めました

 ぎふ総文は、7月31日から岐阜市内で美術・工芸部門の展覧会、羽島市では演劇部門、下呂市では書道部門の発表などが行われました。8月5日までの6日間にわたり、囲碁・将棋の対局や吹奏楽や合唱、郷土芸能、写真をはじめ計22部門の発表があり、全国の高校生たちが交流を深めました。

(Webセンター)