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お弁当販売実習を行いました! 埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校
埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校の調理師科2年生、総合調理専攻では地域の方々へ向け、お弁当販売をしました。ゴールデンウィークに、各自でオリジナルお弁当を作るという宿題から始まり、メニュー決め、ポスター作り、原価計算、発注など、学生主体でお店作りをしました。
各クラスで2回ずつ販売がある中で、1回目は発注ミスや計量ミス、お弁当が開店時間に仕上がらないない等々、多くの課題が残りましたが、改善策を立てて臨んだ2回目の販売では、大きなミスもなく、スピードも大幅にアップ。1回目よりも円滑に販売することが出来ました。
お客様アンケートでは、『美味しかった!』『元気で気持ちの良い接客でした』と、応援してくれるメッセージを多く頂きました。自分たちで考えたお弁当を完売することができたという達成感は、学生たちにとって大きな自信に繋がったことと思います。学生からはお弁当販売を通じて、チームでコミュニケーションを取ること、協力すること、段取り良く進めることが大切だと、身をもって感じたという感想が多くありました。
コミュニケーションを取らないと事が進まない、段取りが悪ければ上手くいかない。じゃあどうすれば改善出来るのか?という課題について、各チームで話し合いました。失敗したり、上手くいかなかった経験は、特に心に残ります。お弁当販売を2回続けて実施することで、1回目の反省をすぐに活かせる場ができ、実体験を通して得たものは深く心に残ったかと思います。成功させることはもちろん大切ですが、時には失敗するという経験も『成長』という点では大切だと思います。
学生たちにとって短期間での準備は大変だったと思いますが、大切なことは大抵面倒臭かったり、大変だったりします。半面、やれば出来るという達成感を味わうと、『面倒くさい』と思う気持ちよりも、『こうすればもっと良くなる、こんなこともできる』という気持ちのほうが大きくなっていくのではないでしょうか。学生たちには、何事にも前向きに、一生懸命取り組める人に成長してほしいと願っています。
(埼玉福祉保育医療製菓調理専門学校 調理師科 2年生・総合調理専攻 栁澤 茜)