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介護者に寄り添うラジオ「Seitoso Grand;maチャンネル」 雑誌「月間福祉」に紹介されました! 青都荘スタッフがDJ 

 社会福祉法人青野ヶ原福祉会の特別養護老人ホーム「青都荘」(大阪市都島区)のスタッフがDJをつとめるコミュニティエフエムYES-fmのラジオ番組「Seitoso Grand;ma(青都荘グランマ)チャンネル」が、雑誌「月間福祉」(全国社会福祉協議会発行)の6月号で紹介されました。「介護者に寄り添うラジオが地域を、社会を支える」というタイトルで、4ページにわたって番組の特徴やエピソード、青都荘の取り組みなどを伝えています。

 社会福祉法人青野ヶ原福祉会は滋慶学園グループの福祉関連企業の一つ。このラジオ番組は青都荘が提供し、介護業界のイメージを「よりオシャレで、より明るいものにしよう」というコンセプトで2020年10月から始まりました。毎週土曜日の午後11時から30分の放送です。

 施設長の宮本まやさんを中心に、介護福祉士で介護支援相談員の畑中勇佑さん、介護福祉士の米島浩祐さんら青都荘のスタッフがDJになり、介護の仕事の面白さや楽しさ、苦労話などを本音トークで伝えています。交代で出演しているメンバーは「チームグランマ」と名付けました。2021年秋には、近畿コミュニティ放送賞の「娯楽部門」で優秀賞を受賞しています。

 月刊福祉6月号では、介護の仕事の意義や魅力、やりがいを伝える「グランマチャンネル」の内容と、番組を企画している青都荘の取り組みを紹介しています。記事によると、宮本さんが2018年4月に施設長に就任して取り組んだことの一つが「介護の仕事の魅力を伝えることだった」といいます。介護現場で実際に働くスタッフの人となりを伝え、介護の仕事に興味をもってもらおうと広報チームを編成。それが後に「グランマチャンネル」につながっていきました。

 介護や家事が落ち着く夜の時間帯、家族の介護をしている人や施設のスタッフに向け「ひとりじゃないよ、と発信したかったのです」と、宮本さんは語っています。番組は台本も企画会議もなく、大きなテーマは「介護あるある」。心がけているのは、本音の話で、しんどいことも隠さず、できるだけ笑いを交えながらトークを展開していることも、記事の中で触れています。

 また、こうした情報発信だけでなく、逆にリスナーからの声に励まされることも多いそうです。家族の介護でつらい思いをしている人から「疲れた時は休んでもいいと知り、気が楽になった」という声も寄せられたことや、リスナーの中に青都荘の入所者の家族もいて、施設の内情を知ったことでコミュニケーションがスムーズになったというエピソードも紹介しています。

 宮本さんは、100年を超える歴史と伝統がある「月刊福祉」に掲載されたことについて、「これからも、グランマチャンネルだけでなく色んなメディアで、介護保険の内容や制度についても、介護に携わる人の目線で分かりやすく紹介し、介護の魅力を広く伝えていきたいと思っています」と話しています。

※YES-fmはインターネット放送のアプリ「エフエムプラプラ」で聴取していただけます(無料)。
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(Web広報センター)