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 生徒・指導者・理学療法士・学生トレーナー合わせて400名以上が集合しました! 大阪商業大学堺高校で国内でも最大規模となるメディカルトレーナー講習会 大阪医療福祉専門学校

 大阪商業大学堺高校のスポーツ演習授業の一環として6月4日(火)、大阪医療福祉専門学校の理学療法士学科メディカルトレーナーコースの教員と理学療法士のスタッフ、学生トレーナー60名が同校に赴き、スポーツコースに所属する約350名の生徒を対象に「メディカルトレーナー講習会」を開催しました。

 スポーツコースは部活動と学業の両立をはかり、希望の進路をめざすコース。今回の講習会は、本校で毎年3月に開催している「高校運動部メディカルトレーナー講習会」に毎年ご参加いただいている同校バドミントン部顧問でスポーツコース担当の奥村哲朗先生からの熱い要請を受け、半年間の構想を経て実現に至りました。

 講義の冒頭、本校メディカルトレーナーコース専任教員の菊地淳先生からは、高校アスリートの体調維持に欠かせない栄養摂取や睡眠についての考え方と具体的な改善例のアドバイスがあり、選手たちは真剣な眼差しで、メモを取りながら、興味深く聞き入っていました。

 続いて、応急処置方法では爪割れや鼻血など日常で頻発する症状に対する具体的な応急処置方法について、現場で百戦錬磨の菊地先生から具体的な例示があり、ここでしか聞けない貴重な内容に目を輝かす生徒たちの姿がとても印象的でした。

 続いて実技では、メディカルトレーナーコース(1~3年生)の学生トレーナーがインストラクターとなって精神的・身体的疲労を少しでも軽減するためのセルフコンディショニング方法について、競技・種目に即したこだわりのある指導を懇切丁寧に行っていました。

 終了後も、個別に自己のケガの治療やリハビリの方法、部活動の中で予防する方法を聞いたり、プレーに関する相談をしたり、約50名の選手が残って熱心に指導を受ける姿が印象的で、この講習会に対するニーズ、そして開催した意義が非常に高いことをうかがわせる一幕でした。

 生徒・指導者の方々と理学療法士、学生トレーナーが「協働」して学び、チーム、選手ごとに必要な情報を経験的に掴み取る、収穫の多い講習会となり、生徒、指導者、理学療法士、学生トレーナーそれぞれに大きな意味がありました。同時に、参加者が400名超を数える史上大規模のスポーツメディカル講習会として、この講習会の開催意義は、本当に高いものになったと思います。本校理学療法士学科メディカルトレーナーコースは、中学・高校アスリートのために必要不可欠な存在であり続け、他にはないと断言できる確かな実力を感じました。

 この夏、メディカルトレーナーコースから受け取った力を武器に、大阪商業大学堺高校のスポーツコース各クラブの選手たちの活躍に期待しましょう。

※今回の「メディカルトレーナー講習会」は大商大堺高校のHPでも紹介されています!