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海外提携校UWFの「セメスター・イン・ジャパン」 6週間のプログラムを終えて学生たちが帰国
2014.07.23
米フロリダ州立ウエスト・フロリダ大学(University of West Florida、以下UWF)と滋慶学園との教育提携に基づく交流として、UWFより学生5名と環境学部教授1名が来日し、6週間にわたる「セメスター・イン・ジャパン」プログラムが実施されました。今年で23回目を迎える本プログラムは、UWFの学部生に日本の文化を理解する機会を提供し、滋慶学園グループとUWF双方の学生と教職員間の交流を促進し相互理解を深めることにあります。例年、受け入れは学園内の各ホスト校が担当してきましたが、本年度は本部国際センターが受入先となって東京・江戸川区にある滋慶学園グループ東京本部を中心にプログラムを展開しました。
「セメスター・イン・ジャパン」はUWFの単位認定プログラムとして実施されており、学生たちは週に4日、日本でのフィールドトリップを含む「文化地理学・ツーリズム」と「環境・現代日本社会」の授業を東京本部で受講しました。授業以外にも、滋慶学園の学生や教職員、地域の人たちとの交流や本部職員との交流活動が行なわれました。
<滋慶学園のグループ校や学生との交流>
プログラムに参加した学生たちは期間中、東京スポーツレクリエーション専門学校、東京福祉専門学校、にじのいるか保育園芝浦の英語授業にも参加し、一緒に学びながら学園の学生や園児の皆さんと交流を深めました。
6月17日(火)には、滋慶学園グループの学生寮での交流パーティーにも参加。寮生自らが企画した出し物を楽しんだり、たこ焼き作りを体験したり、滋慶学園のグループ各校から集まった約30名の学生との交流を楽しみました。同25日(水)には、UWFでの日米福祉学会で毎年交流を続けている東京福祉・埼玉福祉両専門学校を訪問。両校の学生が少しでも海外研修に興味を持ってくれるよう、UWFとアメリカの魅力について学生自らが紹介を行いました。
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学生寮での交流パーティー
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埼玉福祉の海外研修オリエンテーション
<滋慶学園グループ東京本部での交流>
「セメスター・イン・ジャパン」の拠点が東京本部だったことから、本部職員との交流を兼ねてUWFの学生による「英会話レッスン」が全4回実施されました。レッスンの準備はUWFの学生自らが行い、英語を楽しく学べるような授業を企画。毎回20名弱の本部職員を前に堂々とした先生役を務め、本部職員との交流も深められました。
6月26日(木)の授業の最終日には、東京本部の職員が集まって、送別会が開かれました。学生ひとりひとりへの寄せ書きや、ネーム入りの箸や本などのプレゼント、そして心のこもったスピーチにUWFの学生たちは涙を流すほど感動してくれました。席上、学生たちは「学校や本部での温かい交流に大きな影響を受け、日本のことが更に好きになりました」と、全員が口々に感想を述べてくれました。中には、今回の滞在がきっかけで、日本で働きたいという夢を持ったという学生が3名もいました。
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東京本部での英会話レッスンの様子
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東京本部での送別会
UWFの学生たちは、「今年の秋にUWFで開催される日米福祉学会にはボランティアとして参加します。今回出会った滋慶学園の学生との交流が楽しみです」と力強いコメントを残して、6月28(土)に帰国の途に就きました。
本部国際センターとしては、各校と協力しながら、UWFとの親交が更に深まる様なプログラムを展開していきたいと思っています。
(本部国際センター)