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大阪滋慶学園の「就職フェア2022」 早期内定をめざし約1570人の学生が参加しました!
医療・福祉分野の専門学校を運営する学校法人 大阪滋慶学園の「就職フェア2022」が4月11日(月)と5月9日(月)、大阪市淀川区の新大阪ワシントンホテルプラザや新大阪キャンパスの特設会場で開催されました。医療機関や福祉施設のスタッフの話を学生たちが直接聞いて考え、早期内定につなげようというイベントです。18回目となる今年のテーマは「躍進は今、新たな時代に未来を切り拓こう」。コロナ禍が続いているため2回に分け、会場も分散して万全の感染対策の下での実施となりました。大阪滋慶学園が運営する学校のうち、大阪府内の専門学校5校を中心に約1570人の学生が参加しました。
就職フェアでは今回、次のような目的を、各校のスタッフで共有しました。
①学生の早期就職内定
②学生のキャリア形成支援
③業界連携の強化(業界が求める人材の提供)
④就職活動支援の機会提供による社会貢献
⑤コロナ禍でも就職支援が行える学校グループであることをアピール
感染防止のため、マスク着用や消毒の徹底、パーテーションの設置はもちろん、新大阪キャンパスの会場となった各学校では、学生のエレベーターの使用制限などの対策をとりました。
「仕事を知り、就職に向き合う大切な機会」 浮舟邦彦総長
看護系の会場となった新大阪ワシントンホテルプラザでは4月11日、大阪滋慶学園理事長として滋慶学園グループの浮舟邦彦総長が、病院スタッフと学生を前に挨拶。浮舟総長は、例年大阪城ホールで医療・福祉・治療院などが一堂に集まる大規模なフェアとして開催していたのが、コロナ禍で2年前から縮小せざるを得なくなり、分散して実施してきた経緯について説明しました。
そのうえで「看護系の就職活動はだんだん早くなっているようです。就職フェアは、仕事と業界を知る、就職に直接向き合う、大切な機会になると思います。どうか真摯に業界の方々のお話を聞いていただきたい。同時にコミュニケーション力を実践する、大切な場になるとも思います」と語りました。
さらに「われわれは、職業人教育を通して社会に貢献するというミッションのもと、業界に直結する人材育成をしようと学校運営をしていますが、そのわかりやすいケースが就職フェアだと思います。医療法人、関係団体の方々には、よろしく学生たちをご指導していただきますよう、お願い申し上げます。学生さんは学びの場として、しっかり参加していただきたいと思います」と締めくくりました。
また大阪ハイテクノロジー専門学校、大阪保健福祉専門学校、大阪医療福祉専門学校、大阪医療看護専門学校の4校の学校長をつとめる橋本勝信常務理事は「看護師さんを目指す学生が病院の方々と一生懸命に話し合い、将来の自分のライフプランを考えてほしい。最後の仕上げに入るんだという意識で話を聞き、足下を固めていただければありがたいと思います」と呼びかけました。
そして「学生さんは自分なりの(素直な)感想を書いていただき、病院の方々には忌憚のない意見を書いていただきたいと思います。末永くしっかりと職業人教育ができるような法人・学校になりたいと思っていますので、よろしくお願いします」と述べました。
病院や福祉施設、治療院など延べ約270の事業所が参加
看護師をめざす大阪医療看護専門学校と、大阪保健福祉専門学校看護学科の学生対象のフェアは71の病院が参加し、午前と午後に分かれて2部制でブースを設営。“密”を避けるため学生たちも午前と午後に分散し、1カ所につき30分ずつ、最大4カ所を回れるようにしました。
学生たちは、各病院の特徴や歴史、夜勤もある変則的なスケジュールの看護師の仕事内容、日々の生活サイクルなどについて熱心に聞いていました。病院の中には、フラダンスや音楽、釣りなどのサークル活動について説明するところもありました。
一方、新大阪キャンパスでのフェアに参加したのは、福祉施設や鍼灸・整骨院など計199の法人・団体。大阪医療技術学園専門学校や大阪ハイテクノロジー専門学校、大阪保健福祉専門学校、大阪医療福祉専門学校で、社会福祉士や精神保健福祉士、介護士、鍼灸師、柔道整復師などを目指す学生たちに説明をしました。4月11日は、美作市スポーツ医療看護専門学校の柔道整復スポーツトレーナー学科の学生も参加していました。
第2回目となる5月9日は、リハビリテーション系の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などと、技術・工学系の臨床工学技士、診療放射線技師、事務系のドクターズクラーク(医療事務)などを目指す学生が対象です。看護師以外の医療職を募集している103の病院・施設が参加しました。
歴史や成り立ち、仕事のサイクルなどを説明。育児支援制度や男性スタッフの育休などの特長をアピールする施設もありました。