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五輪スキー・ジャンプ女子 滋慶学園の勢籐優花さん14位と健闘しました!

勢藤選手の1本目のジャンプ、この時点で1位のK点に迫る94m50をマークしました(NHKテレビより)

 北海道メディカル・スポーツ専門学校(現、北海道ハイテクノロジー専門学校)の卒業生で、滋慶学園の勢藤優花選手(北海道ハイテクACスキー部)が2月5日(土)、中国河北省張家口市の国家ジャンプセンターで行われた五輪スキー・ジャンプ女子ノーマルヒルで14位の成績を残しました。勢籐選手は長野オリンピックスキージャンプ金メダリストで北海道ハイテクノロジー専門学校の特別講師、船木和喜先生の指導を受けており、前回出場した韓国・平昌オリンピックでの17位を上回る健闘でした。(写真はいずれもNHKテレビより)

 40名の選手がエントリーした決勝の1本目、21番目にスタートした勢籐選手は力強く飛び出し、長身を伸ばしてソリを運びK点に迫る94m50をマーク。94.6ポイントの13位につけました。
 そして2本目。「丁寧に飛びたい!」とスタートした勢籐選手はよく踏ん張りましたが、思ったほど飛距離は伸びず、83.5m、81.9ポイントの計176.5ポイントで14位となりました。

  • 1回目着地

    1本目、この時点で1位のジャンプを決めた勢藤選手の着地

  • 1回目点

    納得のいく飛翔で笑顔が出ました

  • 2回目スタート

    2本目のスタート台の勢藤選手

  • 2回目滑降2

    滑降から、飛び出しへ!

「オリンピック楽しめました!」

 試合後、報道陣のインタビューに勢籐選手は「タイミングが遅れてスキーを2本うまくそろえることができませんでした」と悔しそうでしたが、すぐに「このオリンピックを楽しめたのは良かったです」と笑顔を見せました。
 今シーズンは前半がすごく調子が悪くて、五輪の代表も危ぶまれた時期がありましたが、家族やチームメイト、学校の先生方の励ましでW杯でも調子を上げて五輪に臨みました。
 「4年間とても辛くって苦しいことが沢山ありました。でも沢山得たものもありました。チームメイトの存在はとても励みになりました。この経験を次につなげたいと思います」と話していたのが印象的でした。

本当に良く頑張りました

 学校法人滋慶学園理事の正垣雅規先生は「前回より成績が良かったので、成長したと思います。調子が悪くて励ましていた時期もあったので、本当に良く頑張りました。コロナ下なので少人数で温かく出迎えてあげたい」と話していました。

民放オリンピック公式サイト動画より CMのあとスタートします。
https://www.gorin.jp/video/6295674055001

北海道ハイテクノロジー専門学校