「未来のパティシエが創る　クリスマス・マジパンアート展」の表彰式が、昨年１２月２５日のクリスマスの日に行われました。場所は、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルとしても知られる、サンルートプラザ東京です。

　このマジパンアート展は、サンルートプラザ東京とのコラボレーション企画として開催されました。出展を希望する東京ベルエポック製菓調理専門学校パティシエ科の学生が事前にマジパン（製菓材料の一種で、粉末のアーモンド、粉糖、卵白を練ってペースト状にしたもの）細工を制作し、サンルートプラザ東京の特設会場に展示しました。

　ホテルに来館されたお客様の人気投票によるコンテストも同時に行われ、全４８作品の中から３作品が選ばれ、表彰されました。表彰式はクリスマス当日とあって、サンタクロースも駆けつけ、楽しい雰囲気の中で子供たちと一緒に祝ってくれました。

　学生たちは約１カ月の間、慣れない作業に苦戦しながらも、一生懸命、マジパン細工の制作に取り組んでいました。また実際にお客様に自分の作品を評価されるということで、より一層の緊張感を持って、作業していたようです。

　このように学校行事として、外部のコンテストなどを積極的に取り入れていくことは、学生自身や学生の作品が実際に業界やお客様の目に触れる機会を得ることにつながります。今後も学生たちが貴重な経験を得ることができるように、教職一同サポートしていきたいと思います。

（教務事務　武藤）

左から１位、２位、３位に輝いた学生のマジパンアート作品