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第21回職業体験セミナー 作文創作コンテスト 授賞式が行われました
中学・高校生を対象に、日頃の文化活動で培われた力を作文と創作によって表現する「第21回職業体験セミナー 作文創作コンテスト」の授賞式が2021年12月20日、大阪市北区天満橋の放送芸術学院専門学校/大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校のドリームホールで開催されました。
主催は滋慶学園グループの職業体験セミナー実行委員会で、「10年後、20年後の私の姿」をテーマに、作文と創作(お笑いや演劇の台本、小説、漫画、俳句、短歌など)、ポスター・スローガンの3部門で作品を募集。作文部門の最優秀賞には金蘭会高等学校の森谷菜月さんの作品が選ばれ、最も好成績だったとして文部科学大臣賞が贈られました。
※職業体験セミナー 13校での出張授業に生徒が1600人以上参加しました!
https://www.jikeigroup.net/news/20220114_39808.html
作文創作コンテストは今回で11回目になります。「これから10年後、20年後のあなたは、どのように生きているのでしょう。どんな仕事をしているのでしょう」というテーマで、3部門の各形式で表現した作品を募集。約400人の中学生・高校生から応募がありました。授賞式は例年、年末に大阪府立体育館で大勢の中学生・高校生が集まる職業体験セミナーのプログラムの1つとして行ってきましたが、感染防止対策の一環として昨年度に続き、今年度もセミナーは出張授業にし、授賞式も分離して行われました。
式典には、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長、コンテストの審査委員長で放送芸術学院専門学校/大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校の須賀寅充学校長、職業体験セミナー実行委員会委員長で大阪ウェディング&ホテル・IR専門学校(2023年4月 大阪ホテル・観光&ウェディング専門学校に名称変更予定)の下拂一樹先生が出席。放送芸術学院専門学校DJ&アナウンスコース1年の小谷しゅうさんと和田創夢さんが司会をつとめました。
はじめに審査委員長の須賀先生が挨拶し、「自分にアイデア・考えというものは、ポッと想っているだけでは自分のものになりません。どういうふうに書くと相手に伝わるか、考えることでまとめることができます。自分の想いを作文や創作を通じて、はっきりしたものにしていくことが大切です」などと、コンテストの意義を語りました。続いて第10回職業体験セミナーを記念して始まった第1回作文・創作コンテストで文部科学大臣賞を獲得し、職業体験セミナーのテーマソングにもなった大阪府立枚岡樟風高校軽音楽部の作品『明日のために』の一部が披露されました。
最も好成績だった金蘭会高校・森谷さんに文部科学大臣賞
授賞式では部門ごとに最優秀賞、優秀賞、特別賞の作品と学校・名前が紹介され、ステージで表彰状と副賞が贈られました。晴れの最優秀賞を受賞した皆さんは次の通りです。森谷さんは3部門の最優秀賞の中でも一番好成績だったため、文部科学大臣賞に輝きました。
〇作文部門(高校生) 文部科学大臣賞 作品名『母の背中』
金蘭会高等学校3年 森谷菜月(なつき)さん
〇作文部門(中学生) 滋慶学園グループ総長賞 作品名『将来の姿』
東大阪市立義務教育学校くすは縄手南校8年 毛利颯真(そうま)さん
〇創作部門 大阪府教育委員会教育長賞 漫才の台本・作品名『将来の夢』
京都府立鴨沂高等学校2年 石山蓮也(れんや)さん
〇ポスター・スローガン部門 職業体験セミナー実行委員会委員長賞 ポスター・作品名『僕から見た景色』
大阪府立箕面東高等学校3年 出水美有佳(みゆか)さん
「大阪の街のすばらしい芸術を糧にして」 浮舟総長が激励
授賞式の終わりに浮舟総長がスピーチ。「私も作品を読ませていただきましたが、自分の葛藤や想いがそのまま文章になっていて、大変感動しました。これからも文章を書くことを続け、素直な気持ちを表すことを習慣にしていただきたいと思います」と語ると、受賞した中学生や高校生たちは真剣な表情でうなずいていました。
さらに総長は来年、大阪に中之島美術館が新しくできることを紹介し、「すばらしい作品をどんどん見てください。大阪にはすばらしい芸術がたくさんあります。街にはすばらしい建物、すばらしい彫刻がたくさんあります。こうした芸術作品に触れて糧としてください。そして素直な気持ちで自分の想いを文章や創作物にしてもらい、自信を持って勉強を続けていただきたいと思います」と激励しました。
授賞式の終了後は受賞した生徒たちの交流会が行われました。自己紹介のあと、自らの作品に対する想いや夢などを語り合い、親交を深めました。