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鳥取市医療看護専門学校 地域を支える医療人を目指して7期生の入学式が行われました
2021.04.12
萌~ここから発信、鳥取を支える医療人~
山陰地区での入学シーズンを迎え、鳥取市からの要請を受け学校法人大阪滋慶学園が運営する鳥取市医療看護専門学校7期生の「令和3年度 入学式」が4月2日(金)、JR鳥取市駅前の学校近くにあるホテルニューオータニ鳥取で行われました。鳥取市の深澤義彦市長からはビデオメッセージで4学科の新入生を激励して頂きました。
当初、多数のご来賓や保護者の皆様にご臨席いただく予定でしたが、鳥取県内での新型コロナウイルス感染症患者の急増により急遽、新入生と教職員のみの出席に切り替え、十分なコロナ対策をとって時間も短縮して開催しました。
国歌静聴、入学生発表の後、看護師、理学療法士、作業療法士、そして今年度から新設された医療福祉総合専門職をめざす4学科の入学生に対して、独立行政法人国立病院機構 鳥取医療センター名誉院長の下田光太郎学校長が訓辞を行いました。
下田学校長 「皆さん自身が心身ともに健康であることが大切」
下田学校長は新型コロナウイルス感染症がパンデミックになり、接触を避けるためにITやAIが導入されてきたことに触れ、「しかしながら、皆さんが目指す医療専門職は患者さんとの直接の触れ合いを避けることはできません。いわば最後の砦となるべき職種です」と述べました。
そして下田学校長は、多くの先達によって培われた専門的な知識・技術を習得し、医療者としての自覚や心構えを学ぶことの大切さを訴えたうえ、「学ぶ喜びを感じながらしっかりと身に付けてください。そして何よりも皆さん自身が心身ともに健康であることが大切です。良く学び、そして時にはよく遊ぶことも必要です」と伝え、「卒業までに、学ぶ力、伝える力、コミュニケーション能力を身に付けて下さい」と期待を示しました。
浮舟総長 「目的、目標を明確にしてください」 鳥取市長からも祝福のメッセージ
滋慶学園グループの浮舟邦彦総長と鳥取市の深澤義彦市長から届いたビデオメッセージが紹介されました。
浮舟総長はコロナ禍への注意を喚起した後、「本日は、将来への自分の夢をしっかりした目的・目標に変えていかなければなりません。目的を明確にして、まず卒業時のゴールを目標に、学びをスタートさせることが大切です」と、まず入学にあたっての心構えについて述べました。
さらに「多くのことに好奇心を持ち、主体的に学ぶ習慣を身に付けていただきたい。学べば学ぶほど、学ぶことが楽しくて仕方なくなります。良い習慣と共に学ぶ習慣も身に付けて下さい。実習やイベントを通し、チームで仕事をする為のコミュニケーション力、課題を見つけ考え解決する力、失敗や不安を克服するタフな心身を養って下さい」と述べ、「今一度、なぜこの学校に入ったかを考え、目的、目標を明確にして一歩一歩、力強く歩み出してください。充実した楽しい学園生活を送っていただくよう祈念します」と入学を祝福しました。
新入生宣誓 「地域社会に貢献できる医療人を目指して頑張ります!」
最後に4学科の入学生を代表して、作業療法士の国家資格をめざす新入生が「医療や福祉の専門職として、地域医療や地域福祉など社会に貢献できる人材をめざして頑張ります!」と力強く宣誓しました。
(鳥取市医療看護専門学校 事務局)