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大商会頭一行が大阪発クールジャパンの拠点OCAなど5校を視察
2013.11.12
大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭(京阪電鉄最高顧問)が10月28日(月)、大阪市西区にある滋慶学園グループの大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)と大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)、大阪ダンス&アクターズ専門学校、大阪スクールオブミュージック高等専修学校、大阪コミュニケーションアート専門学校エコ(来年4月から大阪ECO動物海洋専門学校に校名変更)の5校を訪問、世界やアジアから注目を浴びるクールジャパンや音楽ビジネスの人材を輩出する教育現場を視察されました。
大阪商工会議所は大企業から中小企業まで約3万人の会員を抱える大阪最大の経済団体。大阪活性化や会員サポートのための各種イベントやセミナー、政府や自治体への提言や要望活動などを行っています。
今年1月には浮舟総長が同商工会議所の会員向け会報に大きく紹介され、さらに滋慶学園グループが大阪のクラッシク文化の灯を守ろうと「ザ・シンフォニーホール」を引き受けてマスコミで話題になったこと、株式会社滋慶の田仲社長が同会議所メンバーになっていることなどから、同会頭が滋慶学園への興味を抱いて視察が実現しました。
会頭以下4名の一行が最初に訪れたのは、心斎橋の西、幹線道路「なにわ筋」・堀江交差点西側にこの9月に竣工したばかりのOCA校舎。鉄骨10階建て延べ床面積6341平方㍍の校舎はグループの建築デザイン会社「DUCE」が担当、ガラス張りの正面エントランスや卒業生のデザイナー、黒石さんが描いたカラフルな羽根のモチーフがひときわ人目をひいています。
一行は浮舟総長をはじめ、鞍井学校長や村上常務、田仲社長らの出迎えを受けたあと、卒業生の作品を上映する1階エントランスの大型ディスプレイを見ながらエレベーターで10階へ。会議室では、浮舟総長による歓迎のあいさつと学園の理念や教育方針、グループの概要など、さらに高柳教務部長から産学協働教育についての取り組みや学校の特色などの説明を受けた後、学生が実際にゲーム開発やCG作品、デザイン作品、マンガ作品などの制作に当たっているコンピューター教室やデッサンルーム、教室を見学されました。この間、佐藤頭取は熱心にメモをとったり、24時間、学生に校舎を開放していることに感心を示したり、「今何を制作しているの?」「デッサンは必須ですか」と説明役の教員に盛んに質問を浴びせかけていました。
一行はこのあと、OSMなど各校を視察。OSMでは、喜多学校長から産業界からの課題を元に授業を進める産学協働教育システムや就職・デビューシステムについての説明を受けたり、池末先生指揮によるゴスペルアンサンブルの演奏を聴いたりされました。「学生一人ひとりを大切にして実践教育を行なっています」と浮舟総長が説明すると、「大阪にこんなに素晴らしい教育をしている学校があることを知らなかった。実に恥ずかしい限りだ」「ほんとに学生の皆さんの笑顔が素晴らしかった」と感想を残して、午後5時前に学校を後にされました。
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佐藤会頭と浮舟総長
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ハロウィン人形がお出迎え
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デッサンを描く学生たちの授業を見る
佐藤会頭