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“命のエンジニア” 臨床工学技士を育成する滋慶医療科学大学 新装学舎の竣工式が行われました
2021.02.26
本年4月開学を目指して、新大阪駅前の学校法人滋慶学園本部ビル(11階建て)内に開設準備中の「滋慶医療科学大学」の新装工事が完工し、2月22日(月)午後、コロナ対策として学校法人滋慶学園や建設・施工関係の一部の方のみの参列に絞って、竣工式が行われました。
同大学では昨年10月に文科省の認可を受けてから学生募集に取り掛かっており、これから3月中旬まで願書を受け付け3月下旬にかけて入試の本番を迎えます。
滋慶医療科学大学のホームページhttps://www.juhs.ac.jp/
コロナ対策のため竣工式は学園関係者らに絞って執り行われました
竣工式は午後1時から6階にある大講義室で執り行われました。滋慶学園グループ総長の浮舟邦彦理事長をはじめ、橋本勝信常務理事や滋慶医療科学大学の千原國宏学長、医療科学部 臨床工学科の廣瀨稔学科長らと新装工事を請け負った建設・施工会社の関係者らが列席し、大学の今後の発展と安全を祈願しました。
浮舟総長 「医療現場はもちろん、医療機器を開発できる臨床工学技士を育成したい」
浮舟邦彦総長は滋慶医療科学大学の開学が滋慶医療科学大学院大学の設立からちょうど10年目にあたると紹介。「医療機器はますます高度化、多様化し、複雑化していっています。臨床工学技士は機器を使って医療に携わるだけでなく、医療機器を開発する人材が企業、社会から求められています。その要請を受けて設立されたのがこの滋慶医療科学大学です。千原学長先生を始め実績のある教授陣による素晴らしい教育によって、素晴らしい多くの医療技術者がここから巣立っていくことを祈念します」と述べました。
新大阪駅から2、3分 通学に便利な立地
滋慶医療科学大学はJR・地下鉄の新大阪駅から徒歩約2,3分という好立地にある学校法人大阪滋慶学園ビル(11階建て)内に設置され、施設は2階から7階までを使用。教室の壁や廊下などは、医療系の大学を意識した清潔な白色を基調にし、教官室や教室の扉は大阪滋慶学園カラーの深緑色で統一。ラウンジなど学生の施設はオープンで広々としたイメージを演出しています。
1階はエントランスで、8階~11階にある滋慶医療科学大学院大学(4月から滋慶医療科学大学大学院に改名)と共用。2階は学生サポートセンターと大学事務局、3、4階が座学を学ぶ教室とAI(人工知能)やICT(情報通信技術)など最新のDX教育を学ぶPC教室になっています。
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4階に設けられた2つの学生ラウンジ
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白を基調にした明るい教室
4階には白を基調にした明るい学生ラウンジが2室用意され、木目調のテーブルやオレンジ色の椅子が配置されています。窓からはすぐ目の前に新大阪駅の新大阪阪急ビルなどの施設を望むことが出来ます。
5、6階は、24名の教授陣らの教員研究室が並び、ゼミの演習室や学生面談室などが配置されています。7階は全フロアを使った広々とした図書室・閲覧室・自習室です。開学に間に合うように医学書や工学関係、IT関係の専門書が書架を埋めることになっています。また別棟には本格的な模擬手術室など実習設備が完備しています。
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図書室・閲覧室。自習コーナーもあり、窓から新大阪駅方面が望めます
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本格的な模擬手術室。コロナで注目されているECMO(エクモ)も配置されています
大学開設準備室では、「通学環境は最高です。地下に学生食堂がありますが、新大阪駅には沢山の食べ物屋さんなどがあって、とても便利な場所です。今回の新装工事では、学内に入れば、学生さんに集中して学んでもらえる静かな環境を用意してもらえたと思います」と話していました。