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東京バイオテクノロジー専門学校の地域振興プロジェクトが2021年度からスタート 山陰中央新報にも紹介されました!!

島根県の高校や食品会社、老舗和菓子店などと東京バイオテクノロジー専門学校との地域振興プロジェクトを紹介する山陰中央新報2021.1.13の朝刊

 東京バイオテクノロジー専門学校は、島根県内にある島根県立松江農林高校、モルツウェル株式会社(高齢者向け食品の製造・販売)、株式会社彩雲堂(老舗和菓子店)、有限会社コクヨー(農水産物加工品販売)と共に、島根県農業の6次産業化支援を目的とした産学連携コンソーシアムを組織し、2021年度から産学連携を開始する運びとなりました。このプロジェクトについては1月13日に、中国地方の山陰中央新報でも紹介されました。

 東京バイオは、連作障害が起きない島根県産サツマイモ「無病苗」を用い、年間を通じて製造販売が可能な商品及び原料となる1次加工品のペースト開発と、工業的製造法を確立していきます。また、サツマイモ本来の甘さや栄養素を更に高める加工法として、細胞内で生産される麹(地元蔵元の酒造用麹:黄麹、白麹)の機能も活用する予定です。

 島根県の次世代農業を担う高校生との高専連携、そして高齢者向け食品、和菓子製造、農水産物加工品販売など複数の企業群との産学連携によって、季節性が高く市場の相場に左右されやすい農産物を、四季を通じて活用できる素材として開発することで、地元農業者の安定した収益確保に繋げていきます。

 なお、このプロジェクトは新型コロナウイルスの感染拡大で大きく影響を受けている農業分野に対し、バイオ技術を活用することで持続可能な開発、事業者の収益性、雇用を維持していく農業経営戦略モデルの1つであり、Withコロナ時代のオンラインを中心とした新しい高専連携モデルでもあります。

東京バイオテクノロジー専門学校 教務部・キャリアセンター 杉田 佑輔)