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【重要なお知らせ】 新型コロナウイルスの感染について(第17報)~「緊急事態宣言」発出前に一度立ち止まって見直そう!~ 浮舟総長より

学生、教職員の皆さんへ

滋慶学園グループ総長 浮舟 邦彦

新型コロナウイルス感染症対策本部

 新年おめでとうございます。

 年は明けましたが、新型コロナウイルス感染症は猛威をふるっており、心からおめでとうとは言えません。本学園グループでも、昨年末から新年にかけて学生の感染が報告されています。そして本日1月7日、政府により「緊急事態宣言」が発出されることになっています。

 私たちはWITHコロナの時代に学校や企業、医療・福祉・保育施設等を運営しています。どの仕事も多くの人を集めて、価値を提供する仕事です。とくに学校では、安心、安全な環境づくりをベースに、面接授業と遠隔授業を併用した新しい時代の質の高い専門教育を提供していかなければなりません。

 3月の学年末に向けて、卒業研究発表や国家試験への受験、就職、入学者選抜試験、卒業式とタイトなスケジュールとなっています。安心・安全の環境づくりを精一杯行うことによって、学生の皆さんにはWITHコロナの新しい日常に柔軟に対応し、コロナに負けない気持ちを持って、未来に向かって思い出に残る学園生活を送ってもらいたいと願っています。

 そこで、一度立ち止まって、「感染リスクの高まる5つの場面」に照らして、危険な場所を特定して徹底した対策・対応をお願いしたいと思います。

①飲酒を伴う懇親会等…飲酒による高揚で声は大きくなり、注意力を低下させ、感染のリスクが上がってしまいます。教職員、学生の皆さんは留意してください。

②大人数や長時間にわたる飲食…①と同じく、学生の皆さんにとっては、卒業にあたり、定期試験後に、更に国家試験受験後に、懇親会を行いたくなるシーズンです。感染リスクは計り知れません。リスクは避けるようにしましょう。

③マスクなしでの会話…コロナ禍の中でも若者のカラオケでの感染が報道されています。他者を思いやる行動を忘れないでください。

④狭い空間での共同生活…学生寮本部は細心の注意を払ってくれていますが、プライバシーを尊重しています。自覚のある行動が大切です。

⑤居場所の切り替わり…学生ホールや更衣室、食堂など居場所が替わると気のゆるみや環境変化から感染リスクが上がってしまいます。企業等の喫煙所なども注意が必要です。

 ウイルスとの戦いは長期戦です。マスク、消毒、換気と3密の回避という基本をたゆまず、徹底し続けることが何より肝要です。

 医療・福祉の現場では、滋慶学園グループ新型コロナウイルス感染症対策本部が作成し教職員の皆さんに利用していただいている「新型コロナウイルス対策マニュアル《11訂版》」を医療・福祉バージョンにアレンジして使っています。グループのサポート企業や関連企業でも職場に合わせてアレンジして活用してください。

2021/1/7