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「史上初 おうちde オンライン学園祭!2020」 OSMやDA、OSM高専の学生たちが企画 「花*花」「SO.ON project」などがライブ配信されました
2020.06.19
大阪スクールオブミュージック専門学校(OSM)、大阪ダンス&アクターズ専門学校(DA)、大阪スクールオブミュージック高等専修学校(OSM高専)のオンラインによる学園祭が6月13日(土)と14日(日)、3校の主催で行われました。コンセプトは「人を集めず、人を繋げる」です。
新型コロナウイルスの感染防止のため、音楽ファンや中学生・高校生に集まってもらう学園祭ができないことから、オンラインでの実施に変更。
学生が中心になって企画を進め、実力派のスペシャルゲストや女子高生アイドルユニットのライブ配信をはじめ、卒業生ミュージシャンの演奏、お笑いコンビのトークショーの映像など、大勢の方々に楽しんで頂きました。
2日間の視聴者数は6100人を超えました。
この学園祭は「史上初 おうちde オンライン学園祭!2020」と銘打ち、総合司会は松竹芸能所属のタレント、星加莉佐さんが務めました。
星加さんはOSM高専の卒業生で、リアル女子高生によるアイドルグループ「SO.ON project」の第6期チームキャプテンとして活動。ABC「おはよう朝日です」などの番組にレギュラー出演しているほか、自らプロデュースをする劇団を立ち上げるなど活動の幅を広げています。
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総合司会をつとめる星加莉佐さん
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人気の4人組ロックバンド「ミオヤマザキ」もVTRでコメント
13日はスペシャルゲストとして、NHKの紅白歌合戦に出場した経験もある女性デュオ「花*花」が出演。
「花*花」は2000年7月にメジャーデビューし、年末の紅白に異例のスピードで出場が決まりました。デビュー曲の「あ~よかった」や「赤い自転車」「さよなら 大好きな人」などたっぷり聴かせてくれました。
メンバーの一人は「学園祭をオンラインで発信するというのは凄いことやなあ、と思います。私たちのライブ配信のために、学生の皆さんを含めこんなにたくさんの人が関わってくれていることに感謝しています。今日は呼んでくれて有り難う御座います」とコメントしていました。
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「花*花」のライブ映像の1シーン
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このライブで6台のカメラ映像がアップ
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映像をチェックする学生の表情は真剣!
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大勢のスタッフがライブを見守ります
オンライン学園祭では、OSM高専の「SO.ON project OSAKA」のライブパフォーマンス、吉本興業とのコラボレーションによる若手のお笑いコンビのミキvsアキナのトークショー、大阪発のロックバンド「ammo(アモ)」のボーカル&ギター、岡本優星さんの弾き語りなど、本格的なエンターテインメントのライブ映像やVTRを配信していました。
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SO.ON project
OSAKAのライブ -
激しい動きを撮影する学生
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「学生時代の恋愛」をテーマに卒業生がトーク
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ammoの岡本優星さんの弾き語りも聴かせてくれました
人を集めず、人を繋げる
今回のオンライン学園祭の実施は、4月下旬に決定しました。
もともと決まっていた6月13日、14日の学園祭は例年のように大勢の中学生・高校生が集まるリアルの開催は難しいと判断。
それでも是非オンラインでやってみようという積極的な意見が2年生から上がったそうです。
学園祭の企画構成や当日の進行、出演者とのブッキングはすべて学生が主体となって進めました。
仕込みやリハーサル、本番のオペレーションも学生が担当。華やかなオンライン学園祭の舞台裏では、イベント運営や映像制作などを学んでいる学生たちの奮闘する姿が見られました。
おびただしい数の機材や分担表、進行表などに囲まれながら、オンラインによる初めての学園祭をつくりあげていました。
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音響の機材を点検する学生スタッフ
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本番に向けてイベント運営を最終チェック
踊ったり歌ったりするシーンの撮影に使うスタジオには、この4月から除菌やウイルス対策に効果があるとされるオゾン脱臭機が設置され、全体で9カ所15台あるそうです。
学生や教職員全員のマスク着用、随所に置いたアルコール消毒液など、万全のウイルス対策をとって本番に臨みました。
OSMの亀田隆史事務局長は「新型コロナウイルスの感染が拡大している4月、入学式も初めてオンラインで実施できたことに感動しました。
そんな中、学園祭を中止にするのではなく“私たちに今できることは何か”という在校生の想いと、『人を集めず 人を繋げる』というコンセプトに我々教職員も動かされ、オンライン会議で話し合ってきました。実施して本当に良かったと思います」と話していました。