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高校部活動を支える!!~安全な夏休みをのための一次救命勉強会~

島本高校BLS 学生集合写真

 2019年7月19日(金)に大阪ハイテクノロジー専門学校と大阪府立島本高等学校との高専連携授業の一環として、①熱中症勉強会と②一次救命講習会を実施しました。

 この取り組みは今年度で3年目となり、毎年ご好評をいただいています。各クラブのキャプテン、マネージャーを中心に約80名の生徒の皆さんにご参加いただきました。

 高校生アスリートにとって、夏休みは体調管理を特に気をつけなければならない時期であるため、熱中症や一次救命における講習会実施への意義が唱えられています。

 今年度は上記を踏まえ、①熱中症勉強会と②一次救命講習会をスポーツ科学科学科長の井上先生が担当しました。

 ①熱中症勉強会は、水分補給の必要性を水分喪失とパフォーマンスの観点より講義をしました。人の汗にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムといった多くのミネラルが含まれており、単純に水を摂取すれば良いわけではないということを生徒の皆さんに理解していただきました。その後、市販のスポーツドリンクにおける成分含有量の違いをみて、運動中にあった補給水を選択していただきました。

 ②一次救命(BLS)講習会は、安全に夏休みのクラブ活動を守るため、胸骨圧迫の実技指導を行いました。本校スポーツ科学科の2年生が指導者となり、高校生へのデモンストレーションを行いながら知識や技術を身につけていただくことができました。また、本校の学生の中に島本高等学校出身者がおり、生徒の皆さんも親近感をもって実習に臨んでいる様子がうかがえました。

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    一次救命(BLS)講習会。島本高校卒業生の本校学生による模範

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    一次救命(BLS)講習会。本校の学生による模範

 このように高専連携授業は高校生に学びの場が提供できるとともに、本校の学生にとっても、日頃の学習を発信できる良い機会となっています。また、他校からも要望が多く寄せられており、本校学生の指導実践の場として今後とも高専連携を行いたいと考えています。

(大阪ハイテクノロジー専門学校 織田 修輔)