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三田市社会福祉協議会 介護予防事業「高齢者つどいの日」への参画
今年で5年目を迎える社会福祉法人 三田市社会福祉協議会デイサービスとの交流は前期に2年生が、一昨年より後期に1年生が参加して交流を継続しています。そして、新たに昨年度より、三田市社協の介護予防事業の一環である「高齢者つどいの日」事業への参画を、後期に2年生が開始し、今年度より3年生が前期に開始するに至りました。
この事業は、三田市内全域の比較的健康な高齢者を対象に介護予防を目的としたもので、医療のみならず、趣味や教養も含めた広いジャンルでの講話、実技や体操等を取り入れ、楽しく介護予防を実践してもらおうと企画されているもので、その一角を本校の作業療法士科の学生(2年生・3年生)が担わせて頂くことになりました。
2年生はレクリエーションや体操と交流が中心であるのに対して、3年生は、さらにバージョンアップして「心も体もいきいきレクリエーション part1転倒予防編」、「心も体もいきいきレクリエーション part2認知症予防編」の2回に渡って実施し、文字通り、三田市地域の介護予防事業の一翼を担わせて頂くことになりました。
これらはすべて、学生が地域で活躍できる作業療法士に養成するためのカリキュラムとして組み込まれており、最終学年の4年生での卒業研究での協力依頼も含めて、4年間を通して、三田という地域と関わりを持ち続けるものになっています。
そういう意味で、今年度は全学年を通じて、学生の成長に沿いながら地域に貢献し、地域から学ぶことのできるWin-Winの関係を進めていく一歩となる年になりました。
(神戸医療福祉専門学校三田校作業療法士科 専任教員 渡辺 浩一)