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大阪市福祉局 みおつくし福祉・介護の仕事 きらめき大賞2018 マンガ制作プロジェクト
大阪市福祉局から大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校(2020年4月、大阪アニメーションスクール専門学校より校名変更)に、福祉・介護職の「身体的・精神的に大変」、「地味な仕事」といったマイナスイメージを改善するためのマンガを作りたいという依頼がありました。
介護従事者の実際のエピソードを基に、取材、インタビューをしてマンガを制作。やりがいや喜び、感動を「マンガ」という媒体を通して、効果的に広く多くの方に広めようと努め、福祉・介護のイメージチェンジを目的としたプロジェクトです。
現在、福祉・介護業界では慢性的な人材不足、そして介護従事者の高齢化が進んでいます。その大きな要因は、仕事内容が「身体的、精神的に大変」、「地味な仕事」といったマイナスイメージです。
そこで大阪市福祉局が福祉・介護サービス分野で働く方々より、仕事のやりがいや喜び、感動エピソードを作文形式で募集し、全37作品のなかから受賞作品5点を選定しました。その受賞作品5点を、本校のマンガコース4名、コミックイラストコース15名の合計19名の学生がマンガ化制作に取り組みました。マンガ化することにより活字離れが起きている若者世代にも手を取ってもらい、福祉・介護の魅力をわかりやすく、効果的に多くの方に知ってもらう狙いがあります。
学生たちはマンガ制作にあたり、受賞された方にインタビューを実施しました。作文当時の写真をいただいたり、実際に施設を見学させていただき、情報収集を行いました。そして、作文と取材等で得た情報を基にマンガを制作しました。
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大阪市福祉局より感謝状授与
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マンガ制作の授業風景
制作したマンガは2019年11月に発刊され、大阪市内の中学校1年生全員に配布、大阪市HPでデジタルブック版を無料公開、表紙カラーイラストを24区役所、市内高等学校、スーパー、病院で掲出、福祉の魅力発信イベントにおいてパネル展を開催、さらに大阪市内コンビニエンスストアで配布されました。
そして、学生が福祉・介護職のイメージチェンジに多大なる貢献をしたと認められ、大阪市よりプロジェクトに参加した学生19名全員に感謝状をいただきました。
(大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校 奥野 喬平)