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文科省委託「地球のお医者さん」プロジェクト 陸前高田の松原復活へ2校の学生が活動
文部科学省の《東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業》として仙台コミュニケーションアート専門学校(SCA)と名古屋コミュニケーションアート専門学校(NCA)が取り組む「地球のお医者さんプロジェクト」に両校の1、2年生20名が8月19日(月)~21日(水)の3日間、参加しました。
初日の19日はSCAの第1校舎屋上で、NCA教育顧問の森先生から「今回の支援活動の意味について」を受講。このあと、景観施設・屋上緑化・ソーラーシステムを手掛けている株式会社ランドの後藤代表取締役から「屋上のシステム説明」「ビオトープの管理方法」等について、陸前高田「高田松原を守る会」の小山副会長から「松苗の管理方法及び解説」について、それぞれ講話いただきました。
岩手・一関市に宿泊後、翌20日は同・陸前高田市に出向き、「高田松原を守る会」の小山副会長からレクチャーを受けた後、松の圃場へ移動。除草や剪定などの整備にあたりました。松の苗は、震災前にあった松原の松の木の松ぼっくりから種を採取後、育ててきた苗で、現在、工事中の堤防が完成したのちに移植する予定になっています。移植はまだまだ先のことなので、苗の成長を抑えるための除草や剪定作業を行いました。
21日も再度陸前高田市を訪れ、前日の作業の続きを行ない、一通りの作業を終えました。
長期的な取り組みとなりますが、この細かな作業努力が陸前高田の松原復興への架け橋となる様、今後も継続して作業を行っていきます。
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SCA校舎屋上にある東日本大震災の
塩害土壌回復実験圃場 -
株式会社ランドの
後藤社長から説明を受ける -
「高田松原を守る会」の
小山副会長の話にメモを取る
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陸前高田市松の圃場(松苗)
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NCA教育顧問森先生による現地講義
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「高田松原を守る会」の皆さんと集合写真
(SCA事務局広報 日野)