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FNNプライムオンラインが学生作品を紹介! 東京ゲームショウ 滋慶学園グループ6校が出展 注目を浴びました
2019.09.30
26万2000人が幕張メッセに訪れた世界最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2019」(9月12日~15日)。滋慶学園グループからは
OCA大阪デザイン&IT専門学校(OCA)
東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)
福岡デザイン&テクノロジー専門学校(FCA)
名古屋デザイン&テクノロジー専門学校(NCA)
仙台コミュニケーションアート専門学校(SCA)
の6校が出展しました。大勢の企業の関係者やゲームファンの注目を浴び、OCAの学生が制作した旅館の女将になって悪い客を撃退するゲームが、フジテレビ系列のFNNプライムオンラインで紹介されました。
※FNNプライムオンラインのニュース
https://www.fnn.jp/posts/00048158HDK
旅館の女将になってクレーマーを撃退!? OCAのVRゲーム
女将とミラクルをひっかけた「OKAMIRACLE-オカミラクル-」というVRゲームは、モニター画面の前の座布団に座り、女将となってプレイをします。旅館を訪れるお客様には足元にスリッパをサッと滑らせ、妖怪のようなクレーマーが襲って来ると、スリッパを胴体に投げつけて撃退するゲーム。プレイしてみると、コントローラーでスリッパを掴んで投げるのは難しいけれど、正面や左右の階段から武器を持ったクレーマーや、いいお客が走ってくるので、つい夢中になります。
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女将になってクレーマーを撃退!
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体の向きを変えながら叩いて敵を倒します
もう1つのゲームはVR空間にどんどん出現する敵を倒すシューティングゲーム。砲弾は、周囲に現れるドラム缶(実はヘルメット)を叩くと発射され、叩く強さで飛距離が変わります。体の向きを変えながら狙いを定め、叩きまくって敵をやっつけるのはいい運動になり、汗をかきます。これらのVRゲームは、株式会社アルファコードとの企業プロジェクトで、審査を経て選ばれました。
このほか、OCAのブースでは、株式会社ニューロン・エイジの企業プロジェクトによるオリジナルゲーム作品や、初音ミクを中心とした創造文化を発信する文化祭「マジカルミライ2019」で、学生たちが取り組んだ初音ミクを描くライブペイントの映像と紹介パネルも展示されていました。ライブペイントは大阪らしい勢いのある作品でした。
VTuberの「テリー」と「クララ」が11のゲームをご案内!? TECH.C.
TECH.C.の公式VTuber(バーチャル・ユーチューバー)の「テリー」と「クララ」が巨大モニターの中から出迎え、学生たちが作った渾身のゲーム作品を紹介しました。声は姉妹校の東京ダンス&アクターズ専門学校の声優コースで学んでいる学生が担当。ゲームには多くのファンが集まっていました。
ゲームのうち、「COSMO X TRIKER(コスモスストライカー)」はVRシューティングゲームで、プレイヤーが宇宙戦闘機のパイロットになり、決まったステージをクリアしていくゲーム。襲ってくる敵の機体や障害物を避けて生き延び、相手のボスを破壊できるか!?という緊張感みなぎるゲームです。
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本格的なゲームが並ぶブース
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VRゲーム「コスモスストライカー」の1シーン
また、博物館を舞台に、警備員であるプレイヤーが、泥棒に宝を盗まれてもクビ、また潜んでいる幽鬼に泥棒が殺されてもクビになるという二重の障害をのりこえて、館内を警備するというストーリーの「殺博超警(Ghost Museum Super Guard、ゴースト・ミュージアム・スーパー・ガード)」や、中国の詩人・李白と一人の武人による絵巻式アクションゲーム「唐国遊仙記」など11のゲームが紹介されていました。「唐国遊仙記」のキャラクターや背景の柔らかいタッチが印象的で、この作品のように中国人留学生らのグループによる作品も目立っていました。
サイバー空間で、スカッシュを体験! TCAのゲーム
TCAはブースの表の壁で、産学連携の企業プロジェクトで学生が制作した、株式会社SUCCESSの人気ゲーム「英雄クロニクル」のキャラクターデザインを展示しました。この夏行われたデザインコンテストの結果、ファン投票で1位の作品はゲームのキャラクターとして採用されることになっており、TCAは3部門のすべてで堂々の1位を獲得。ホームページに公開されている15作品のうち6作品がTCAの学生のものです。また株式会社gumiとのコラボ企画によるゲーム「誰が為のアルケミスト」のキャラクターデザイン制作プロジェクトで、入賞作品などが紹介されていました。
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「英雄クロニクル」などのキャラクター
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ブースでは色んなゲームが紹介されています
学生のゲーム作品では、テニスのようなラケットとボールを使い壁に向かって打つスポーツ「スカッシュ」の対戦をVR空間で体験するというゲームをはじめ、クモの世界の姫がいなくなり、友人のクモのキャラクターが探すために旅に出るという設定のゲームや、一冊の絵本に記載されている物語の意味を探っていくというノベルゲームなどがあり、多くの人が体験していました。TCAの学生たちが、お客さんを笑顔で誘導していました。
巫女がバーチャル弓矢で妖怪を撃退!! FCA
福岡デザイン&テクノロジー専門学校(FCA)のブースで注目だったのは、次々と現れる妖怪をバーチャル弓矢で退治するシューティングゲーム「巫怪滅伝」。古より巫女として代々神社に使える女子高生が、襲ってくる妖怪たちから人間界を守るために戦うというストーリーで、神社を舞台に達磨や鈴などの妖怪が現れるなど、日本風な演出がユニークです。
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FCAの大看板も目立ちます
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バーチャルな弓矢で妖怪を退治します
このほか、学生が個人やグループで制作した多数のゲームが展示されていました。2D、3Dのグラフィック作品やゲームなども含めると約50点にのぼり、学生たちが熱心に説明をしていました。
井の中の蛙 大海を知る!? NCA
岐阜県に本社を置き多くのヒット作品を手がけるゲーム企画・開発会社、フェリステラ株式会社や、名古屋を拠点にするゲーム開発集団のプチデポットの協力・指導を得ながら、学生たちが独自に開発をしてきた選りすぐりのゲームを紹介しました。
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「井の中の蛙 大海を知る」のゲーム
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ゲームを楽しむ人たち
「Vezilow Cutting(ベジロー・カッティング)」は、“野菜の国”では、ベジローと呼ばれる野菜をたくさん切る大会が催されているとの設定で、1分間でどれだけ野菜を切れるかを競うゲームです。タイトルが面白い「井の中の蛙 大海を知る」は、狭い故郷を飛び出し、旅を楽しむ蛙のキャラクターが、敵に食べられそうになるなどの危険をかわしながら、ゴールをめざすというゲーム。襲い掛かるエイリアンを撃退するVRゲーム「WAR PLANET」も注目されていました。
「☆」をテーマにチームでゲーム制作 SCA
SCAは、ゲーム開発を手がける株式会社ランド・ホーの協力を得ながら学生たちが取り組んだゲームの制作プロジェクトの成果を紹介しました。今年は、日本ゲーム大賞2019のテーマ「☆」を題材に、宇宙空間で隕石を避けながら超高速でゴールをめざし、宇宙最速を決める「GALAXY the RACE(ギャラクシー・ザ・レース)」や、星になるというヒトデの夢を実現させるため、宇宙にヒトデを運ぶ「ヒトデに願いを」などのゲームを出展していました。
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「ヒトデに願いを」のゲーム
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コンピューターグラフィックの作品
ゲーム制作プロジェクトでは、フローから、チームに必要なコミュニケーション、問題解決に取り組むマインドスキルも学んだそうです。ブースでは、そのほか2Dや3Dのグラフィック、作品紹介ムービーなどが展示されていました。