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「第7回北海道ハイテクAC杯 陸上競技選手権大会」 御家瀬選手が11秒46の大会新 13種目で過去最高18個の大会新記録が誕生しました

高校・一般女子100m決勝で11秒46の大会新記録でゴールする御家瀬選手

 一般財団法人札幌陸上競技協会と北海道ハイテクACが主催する「第7回北海道ハイテクAC杯 陸上競技選手権大会」が9月8日(日)、札幌市の円山陸上競技場で行なわれました。

 大会には小学4年生から中学生、高校生、大学・専門学校・社会人ら約750人のアスリートが参加。6月の日本選手権女子100mで11秒67を出して高校生として日本チャンピオンになった御家瀬緑選手(札幌・恵庭北高)が、女子100m決勝で11秒46の大会新記録を達成しました。高校総体でマークした自身の北海道高校記録(11秒50)を0.04上回る自己最高タイムでの優勝でした。

 御家瀬選手は元北海道ハイテクACジュニアの選手で、この大会から育ったような存在。レース後、「10月の国体をめざして調整中だったので、自分でも驚いています。なじみの大会なのでリラックスできたのがよかったのかもしれません」と話していました。“育ての親”の中村監督も「この日に出るとは思っていませんでした。とにかく後半の伸びが素晴しかった。まだまだいけると思いますよ」と、目を細めていました。

  • 力走する御家瀬、北風、島田の3選手(左から)

  • 表彰式でメダルを掲げる北風、御家瀬、島田のトップ3(左から)

 また招待選手では、高校・一般男子200m決勝で高橋直也選手(苫小牧・北海道栄高)が21秒81、澤田健斗選手(札幌北海高)が21秒87の大会新記録を樹立したのをはじめ、高校・一般女子400m決勝でアシィ しおり選手(苫小牧・北海道栄高)が56秒04、中学女子200m決勝で鮫澤聖香選手(札幌・前田中)が25秒20、中学男子200m決勝で齋藤海彗選手(札幌・R&S)が23秒13と、それぞれ招待選手の実力を発揮して大会新記録を達成するなど、過去最高の13種目計18個もの大会新記録が誕生しました。

  • スタートレースの女子小学5年80mH。峯岸美來選手(旭川・旭川神居東陸上少年団)からいきなり大会新がでました!

  • 中学女子800mでは上村萌寧選手(札幌・前田中)が2分30秒75の大会新

  • 高校・一般女子400m大会新のアシィ しおり選手(苫小牧・北海道栄高)

  • 中学男子800m大会新の髙橋治大選手(札幌・R&S)

 
今大会における大会新記録は次の通りです。

【女子】
▼小5女子 80mH=①峯岸 美來 (旭川・旭川神居東陸上少年団) 13.96 GR ▼中学女子 200m=①鮫澤 聖香 (札幌・前田中) 25.20 GR ▼中学女子 400m=①上西 彩未 (札幌・TONDEN.RC中) 59.68 GR ▼中学女子 800m=①上村 萌寧 (札幌・前田中) 2:30.75 GR ▼高校・一般女子 100m=①御家瀬 緑 (札幌・恵庭北高) 11.46 GR ▼高校・一般女子 400m=①アシィ しおり(苫小牧・北海道栄高) 56.04 GR

【男子】
▼小4男子 100m=①宮本 哲朗 (十勝・Spo-RE札内) 13.84 GR、②今泉 良季 (札幌・TONDEN.RC小) 14.27 GR ▼小4・5・6男子 4×100mR=① 高木-溝延-森江-吉田 (札幌・新札幌陸上クラブ小) 53.30 GR ▼中学男子 200m=①齋藤 海彗 (札幌・R&S) 23.13 GR、②猪飼 岳 (札幌・TEAM政Jr.AC) 23.50 GR ▼中学男子 800m=①高橋 治大 (札幌・R&S) 2:03.49 GR、②中山 颯翔 (札幌・TONDEN.RC中) 2:04.44 GR ▼高校・一般男子 200m=①高橋 直也 (苫小牧・北海道栄高) 21.81 GR、②澤田 健斗 (札幌・北海高) 21.87 GR ▼高校・一般男子 400m=①芳村 健斗 (札幌・道体アスリート) 48.81 GR、②城 北斗 (札幌・北海高) 50.55 GR 

【フィールド競技】
▼高校・一般男子 走幅跳=①植村 哲平 (札幌・札幌大谷高) 7.09(+1.4) GR 

「第7回北海道ハイテクAC杯 陸上競技選手権大会」の結果・速報サイト
http://games.athleteranking.com/gamedata.php?gid=aa512019034

開会式で札幌陸協の志田新会長が選手を激励しました

 午前8時半から開会式が行なわれ、北海道ハイテクAC代表の中村宏之監督や札幌陸上競技協会の各役員が並ぶ中、大会長として今年から就任された同競技協会の志田幸雄会長が「大会には北海道ハイテクACの選手の皆さんや日本選手権で高校生として優勝した御家瀬緑選手や8位の石堂陽奈選手らが出場します。ぜひジュニア記録を出せるように全力を尽くしてください」と参加選手を激励しました。

  • 開会式で挨拶する志田会長

  • 大会運営にも参加した北海道ハイテクACのメンバー

 大会には、ハイテクACから馬場友也選手、北風沙織選手、島田雪菜選手の三人が出場、元メンバーの福島千里選手(セイコー)もエントリーしていましたが、怪我のため欠場しました。学校法人滋慶学園や滋慶学園グループからは、宮川藤一郎副理事長や正垣雅規理事、塩野寛北海道ハイテクノロジー専門学校学校長、藤井英嘉札幌ベルエポック美容専門学校・札幌ベルエポック製菓調理専門学校学校長らが役員として参加しました。

北海道メディカル・スポーツ専門学校生が大会サポーターをして汗を流しました

 北海道メディカル・スポーツ専門学校” title=”北海道メディカルスポーツ” target=”_blank”>北海道メディカル・スポーツ専門学校からはこのほか、スポーツトレーナー学科や柔道整復師学科、鍼灸師学科の3学科の1、2年生約80人が、大会サポーターとして選手誘導やグランド整備、記録、表彰式のお手伝いを行なうなど、札幌陸協の皆さんと一緒になって、汗を流していました。また、競技場の一角に設けられたトレーナーブースでは、鍼灸師学科と柔道整復師の学生らがOBとともに次々と訪れる選手の身体のケアにあたっていました。

  • トレーナーブースでは柔道整復師学科と鍼灸師学科の学生やOBが選手のケアにあたりました

  • サポーターとして汗を流す北海道メディ・スポの学生の皆さん

30度を超す暑さの中 マスターズで高齢者の選手も活躍

 台風15号が関東地方を直撃するなか、北海道は朝から快晴に覆われ、強烈な太陽が照りつけ昼過ぎには30度を越すこの時期の北海道では珍しい真夏のコンディション。午前9時から小学5年女子の80mハードルを皮切りにトラック競技とフィールド競技が開始されました。最初のレース、小学5年女子80mハードルでは、峯岸美來選手(旭川・旭川神居東陸上少年団)が13秒96の大会新記録を達成、幸先の良いスタートとなり、その後大会新記録が続々と生まれるレベルの高いレースが繰り広げられました。マスターズでは、高齢者のアスリートも参加、その頑張りぶりにスタンドから温かい拍手が飛んでいました。

  • 小6男子100m

  • 小6女子100m表彰

  • マスターズ 男子100m

 注目の高校・一般女子100m決勝では、御家瀬選手が日本選手権チャンピオンの勢いを見せて11秒46の大会新記録で優勝、2位に11秒90でハイテクACの島田選手、3位に同じく11秒95でハイテクACの北風選手が入りました。男子100m決勝は、高橋直也選手(苫小牧・北海道栄高)が10秒65の好タイムで優勝、ハイテクACの馬場選手は写真判定の結果、優勝と同タイムの2位となりました。

  • 高校・一般男子100m決勝10秒65の同タイムでゴールする高橋選手(左端)と馬場選手(その右)

  • 高校・一般男子4×100mリレー決勝1組

 また、高校・一般男子 4×100mリレーの決勝1組に出場した北海道メディカル・スポーツ専門学校” title=”北海道メディカルスポーツ” target=”_blank”>北海道メディカル・スポーツ専門学校の選抜チーム(武田、川崎、佐々木、鳥浜)は45秒45で1組5位と健闘しました。

《最優秀選手賞(北海道知事杯)に御家瀬選手が輝きました》

 なお、各賞が下記選手に贈られました(敬称略)。

○最優秀選手賞
・北海道知事杯、賞状
 贈呈者 北海道学生陸上競技連盟・(一財)札幌陸上競技協会顧問 藤井 英嘉
 選手  御家瀬 緑 恵庭北高校 高校・一般女子100m 11秒45

○優秀選手賞
・滋慶学園グループ杯
 アシィ しおり 北海道栄高校 高校・一般女子400m 56秒04
・一般財団法人札幌陸上競技協会杯
 上西 彩未 TONDEN.RC中 中学女子400m 59秒68
・北海道ハイテクAC杯
 鮫島 聖香 前田中 中学女子200m 25秒20
・読売新聞社賞
 高橋 直也 北海道栄高校 高校・一般男子200m 21秒81
・北海道新聞社賞
 高橋 治大 札幌R&S 中学男子800m 2分03秒49
・報知新聞社賞
 齋藤 海彗 札幌R&S 中学男子200m 23秒13
・北海道日刊スポーツ新聞社賞
 芳村 健斗 道体アスリート 高校・一般男子400m 48秒81

  • 最優秀選手賞と優秀選手賞の受賞者を囲んで記念撮影

  • 中学男子100mの1位齋藤、2位前田、3位猪飼の各選手

  • 中学女子200mの1位鮫澤(大会新)、2位清水、3位佐藤の各選手

  • 中学女子400mの1位上西(大会新)、2位長谷川、3位小野の各選手

【大会概要】
1 主 催: 一般財団法人札幌陸上競技協会 北海道ハイテクAC

2 後 援: 北海道 札幌市 恵庭市 北海道教育委員会 札幌市教育委員会 恵庭市教育委員会 公益財団法人北海道スポーツ協会 一般財団法人札幌市体育協会 NPO法人恵庭市体育協会 一般財団法人さっぽろ健康スポーツ財団 読売新聞北海道支社 北海道新聞社 報知新聞社北海道支局 北海道日刊スポーツ新聞社 道新スポーツ 北海道ハイテクAC恵庭後援会 北海道ハイテクノロジー専門学校 北海道メディカル・スポーツ専門学校 北海道エコ・動物自然専門学校 札幌ベルエポック美容専門学校 札幌ベルエポック製菓調理専門学校 札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校 札幌アニメ・声優専門学校 専門学校札幌ホテル・ウェディングカレッジ

3 主 管: 一般財団法人札幌陸上競技協会

4 特別協賛: 学校法人滋慶学園

5 協 賛: アシックスジャパン株式会社 株式会社竹中工務店 名鉄観光サービス株式会社 株式会社玉川組 長谷川体育施設株式会社 日本体育施設株式会社 山崎製パン株式会社 株式会社明治 三元社印刷株式会社 恵光産業 株式会社 北海道コカ・コーラボトリング株式会社 株式会社ノーザン・ホースパーク 株式会社セコマ 北翔大学 北翔大学同窓会淑萃会 ジケイ・スペース株式会社 医療法人社慶心会 株式会社JSポレーション 株式会社内田洋行 株式会社メモリアル・村本 株式会社アゴコ・コーポレーション 株式会社ムトウ

6 運営協力: 北海道ハイテクノロジー専門学校 北海道メディカル・スポーツ専門学校 北海道エコ・動物自然専門学校 札幌ベルエポック 美容専門学校 札幌ベルエポック製菓調理専門学校 札幌放送芸術&ミュージック・ダンス専門学校

(北海道ハイテクAC 事務局 吉岡 佳菜絵/本部WEB広報センター)