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「つなげる力で未来をカタチに!」大阪城ホールで学校法人大阪滋慶学園「就職フェア2019」 学生や保護者ら3800人が参加

医療福祉業界をめざす大勢の学生で賑わうメインアリーナ

 「つなげる力で未来をカタチに!」―。医療や福祉、健康分野のスペシャリスト養成の専門学校を運営する学校法人・大阪滋慶学園の「就職フェア2019」が5月13日(月)、大阪市中央区の大阪城ホールで開かれました。医療福祉業界を目指す学生を応援するイベントで、大学・短大生や高校生なども対象です。学生や保護者ら約3800人が参加しました。コミュニケーションロボットや介護ロボットなど、企業の最新機器を紹介する付帯イベント「医療と福祉の近未来展」の会場は大賑わい。就職活動のためのマナー講座や留学生対象の就職セミナーにも大勢の学生が集まりました。

フェアは業界や企業を知る大きなチャンス!

 開会式では学校長を代表して、大阪滋慶学園の常務理事で大阪医療福祉専門学校の橋本勝信学校長が、「今日は卒業生の方々が、在校生に良いアドバイスをするため多数参加しておられます。卒業年度の学生の皆さん、多くのことを学ぶ機会です。積極的に多くの業界情報、採用情報を収集し、自己適性にあった職種の選択を心がけてください。また、進級年度の皆さんは、就職活動のマナー、スキルを学んでください。業界の現場、さまざまな職種を知ってほしいと思います。就職活動に活用できるよう誠心誠意学んでください」と挨拶をしました。

  • 開会式で挨拶をする橋本学校長

  • 「業界、企業を知るチャンス」と語る浮舟総長

 また滋慶学園グループの浮舟邦彦総長(大阪滋慶学園理事長)は、ブースを出展してくださった業界の方々への謝辞を述べ、「この就職フェアは滋慶学園グループの産学連携教育、職業人教育という大きなテーマにもとづくイベントです。学生の皆さんは、このフェアをベースに自分の将来を考え、各企業の事情を自分のものにし、就職活動につなげてほしいと思います。自分が進もうとしている業界、企業を実際に知る大きなチャンスです。参加するすべての方々が意義のあるものにしていただくことを祈念いたします」とスピーチしました。

病院や施設で活躍する卒業生が事業所スタッフとして参加

 15回目となる今年のテーマは「つなげる力で未来をカタチに!」。今回も関西を中心に計313事業所が採用ブースを出展しました。東京都や愛知県、広島県、徳島県など関西以外の事業所のブースもありました。また今回から大阪府池田市、能勢町、豊能町で、障害者支援のための10事業所と23グループホームを運営する産経新聞社の社会福祉法人「産経新聞厚生文化事業団」が初めて参加しました。

  • 関西を中心に313のブースが並びました

  • 熱心に事業所の説明を聞く学生たち

 滋慶学園グループの卒業生が活躍しているところも多く、卒業生が事業所スタッフとして学生たちの対応にあたる姿があちらこちらで見られました。「つなげる力で未来をカタチに!」というテーマも、病院や福祉施設などで活躍する大勢の卒業生と在校生が、就職フェアの場で先輩後輩としてつながり、将来の仕事を見つけるきっかけにしてほしい、という願いが込められています。また参加学生の中には高校生や、岡山県から来た大学生グループもいました。

「医療と福祉の近未来展」や留学生セミナー、マナー講座も大賑わい

 関連イベント「医療と福祉の近未来展」では、介護機器メーカーや研究機関など9つの企業・団体を招き、最新の介護福祉の機器やシステムを紹介。NECプラットフォームズのコミュニケーションロボット「PaPeRoi(パペロアイ)」や、テレノイドケアのコミュニケーションロボット「テレノイド」、テムザックの自立支援ロボット「RODEM」、兵庫県社会福祉事業団・福祉のまちづくり研究所の身体能力測定装置、装飾性の高い節電義手などユニークなシステムや研究成果に注目が集まりました。

  • きめの細かい対応ができるロボット「PaPeRoi」

  • 自立支援ロボット「RODEM」

 このほか年々増加する海外留学生のための「留学生セミナー」も行われました。ハローワーク(公共職業安定所)の関連施設・大阪外国人雇用サービスセンターの専門家が留学生の就職状況や在留資格、日本で就職するために大切なことについて解説。中国をはじめベトナム、マレーシア、インドネシアなどから来ている留学生・研修生がメモを取りながら熱心に受講していました。

  • 留学生セミナーは満員でした

  • 「面接対策講座」でしっかり敬語を学ぶ学生

 また、面接試験で好印象を与えるポイントや面接会場でのマナーなどを学ぶ「面接対策講座」などのセミナーにも大勢の学生が集まりました。

5/19付 産経新聞に掲載されました

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