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【大阪医療福祉専門学校】 作業療法士学科の公開セミナーを開催しました

6回目を迎えた作業療法士学科の公開セミナー。
200名を超える作業療法士の方が参加されました

 大阪医療福祉専門学校ではこのほど、「第6回 作業療法士学科公開セミナー」を開催しました。200名を超える作業療法士の方が参加され、大盛況の研修会となりました。

 講師には、作業療法士で広島大学医学部保健学科作業療法専攻長の宮口英樹先生にお越しいただき、「ニューロリハビリテーションの考え方とアプローチ」というテーマで講演いただきました。

 まずは、作業療法の中でも最先端のトピックである「医療少年院の少年たち」についての話でした。

 医療少年院に入っている人たちの中には、共通して不器用さが見られる人が多いそうです。そんな人たちに対しても作業療法を行い、治療・援助していけば、不器用さに改善がみられ、行動も穏やかになって、社会復帰の促進になるというお話でした。病院で働いているイメージが強い作業療法士ですが、そんな領域でも活躍している事を知り、これには現場の先生たちも驚いていました。

広島大学の宮口先生の講演広島大学の宮口先生の講演

 次に、パーキンソン病の患者さんについて、ダンスを用いたリハビリテーションの効果についてご紹介いただきました。ダンスを脳科学の視点から作業療法に活用する方法です。パーキンソン病患者さんがダンスをしている様子がビデオで流れたのですが、みなさん楽しそうにダンスに取り組まれていました。

卒業生も参加してくれました卒業生も参加してくれました

今回の研修会には、本校の卒業生も多数参加していました。卒業生にとっては、久しぶりに同級生や先生と会う、いい交流の機会にもなっていました。今春卒業した卒業生には運営スタッフとして参加してもらいました。卒業してまだ2ヶ月しか経っていませんが、急に大人になっていて、とても頼もしく見えました。

(事務局 水津)