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【専門学校東京ウェディングカレッジ】 適切に救命処置ができるように! 救急訓練を実施しました
専門学校東京ウェディングカレッジでは2月22日(金)、教職員の「救急訓練講習会」を実施しました。目的は、学内外で発生した生命の危機的状況に陥った傷病者(学生・講師・教職員)を、落ち着いて適切に救命処置ができる能力を身に付けることです。講師は、東京メディカル・スポーツ専門学校 柔道整復師・鍼灸師学部の野﨑淳一先生(学部長)、清武裕之先生に依頼し、デモンストレーションを交えながら1時間にわたってご指導をいただきました。
最初に、野﨑先生から「救急の基礎知識」について講義をいただき、その後、実際に人形とAEDを使用した演習をチームに分かれて行いました。
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野﨑先生による救急の基礎知識の講義
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傷病者に声をかけ「意識の確認」の訓練
救急蘇生法の手順は、傷病者発見⇒①安全確認⇒②意識の確認⇒③応援要請(119番通報・AEDを持ってくる)⇒④呼吸の確認(呼吸がない場合)⇒⑤気道確保(人口呼吸)⇒⑥胸骨圧迫⇒⑦AEDによる電気ショックです。
胸骨圧迫のポイントは、強く・早く・絶え間なく行うこと。手の位置は、両乳頭間線上。スピードは100~120回/分。続いて、AED使用のポイントは、機器のアナウンスに従って適切に操作すること。パットの位置を正しく装着し、通電中は身体に触れないこと。
それぞれのポイントに注意しながら、最後には総合演習として、一人ひとりが一連の救急蘇生法を通しで実施しました。
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胸骨圧迫の位置を確認します
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胸骨圧迫⇒AED装着⇒電気ショックのデモンストレーション
実際に人形やAEDを使用し、体感したことで、救命救急の重要性とスキルの必要性を理解することができ、より学びが深くなりました。
もし目の前で倒れた人に遭遇したら、その命を守るために臆せず躊躇せず、覚えていることをわずかでも活かして、迅速に実施したい―。今回の訓練を通して、それぞれが救急技術や知識の必要性と不足事項について「気づき」を得られたと思います。
(専門学校 東京ウェディングカレッジ 学生サービスセンター 小林 淳子)