短期留学プログラムで東京スポーツレクリエーション専門学校など東京の滋慶学園グループ校を訪問した米州立ウエスト・フロリダ大学の学生４名と１名の引率教員は６月６日、７日の２日間、埼玉福祉専門学校に入り、主に県内の福祉関連施設への訪問を実施しました。

　引率のエリカ・ジョーダン先生はこどもの権利に関する研究をされており、特に児童福祉関連施設の見学を希望。一行は埼玉県で唯一の児童自立支援施設「埼玉学園」を訪れました。同学園は広い敷地に、家庭的雰囲気を大事にした「寮」と「学校」を備え、施設を見て回り、授業を受けている生徒の様子や生活の場を見学しました。
　
　また一行は埼玉県社会福祉協議会や障害者交流センターを訪問。埼玉県福祉課の課長さんも挨拶に来られ、課長さんからの特産品「さやま茶」のアピールに耳を傾ける場面も。また、国立川越少年刑務所では刑務官や地域生活定着支援センター職員による説明を受け、所内の視察も行いました。

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  埼玉県社協で頂いた「さやま茶」

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  川越少年刑務所で「出所後の地域生活定着支援」について聞く

　その合間には、武士の子弟が学んだ江戸時代の私塾「岩槻藩遷喬館」を見学。当時の柱に残る刀傷を興味深げに眺めたり、教場（教室）で“模擬授業”に挑戦するなど日本の歴史文化にも触れました。

　お昼には釜揚げうどんを初体験。目の前でゆでられ、揚げられる“Japanese Fast Food Style”に興味津々。てんぷらは海老とサツマイモが人気で、揚げたては特においしかったのか、うどんとともに完食でした。

　最後はやっぱりお買いもの。小江戸川越の蔵の街並みや、菓子屋横町を巡り、和柄の手ぬぐいや、お猪口と徳利付きの日本酒などを購入していました。

　学校では在校生とのミニ交流や、姉妹校の埼玉ベル製菓調理専門学校謹製のデザートも食し、2日間埼玉をたっぷりと楽しんでいただけたようでした。

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  岩槻藩遷喬館

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  うどん初体験

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  川越菓子屋横町で

（付帯事業担当　宮田）