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【東京福祉専門学校】 心肺蘇生法やAEDの使い方など救急訓練講習会を開催しました
東京福祉専門学校では12月4日、東京医薬専門学校 救急救命士科の阿部健学科長(救急コーディネーター)を講師として招き、職員を対象に救急訓練講習会を行いました。
学内外において、学生や教職員が目の前で倒れた際、救急車が到着するまでの間に我々ができる行動を学ぶという目的で、心肺蘇生法やAEDの使い方について小グループに分かれて講習をうけました。
一方的な説明ではなく、全員が実際に阿部先生の指導のもとで訓練を行うことで、緊張感が走りました。その結果、臨場感を持って真剣に取り組むことができました。
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心原性心肺機能停止が確認されてからのポイントを説明する阿部先生
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心臓マッサージの注意点など熱心に教えてくださいました
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教職員は実際にAEDを用いて心肺蘇生の手順を復習しました
2011年に埼玉県で小学6年生の桐田明日香さんが駅伝の課外練習中に倒れ、AEDが使われないまま亡くなるという事故がありました。この事故の教訓を、明日香さんの“無言のメッセージ”として伝えるビデオを全員で鑑賞。判断ができなかったり迷ったら、胸骨圧迫とAEDの使用に進む勇気を持つこと、そして自分にしか救えない命があることを感じました。
「人の命を守る」ことの大切さや、自分の勇気ある行動が「人の命を救う」ことにつながることを、身をもって感じた講習会でした。
(東京福祉専門学校 学生サービスセンター 奥村 丈司)