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JR姫路駅前に医療&福祉の複合施設「リコルスひめじ」が完成しました

姫路医療専門学校(左)と「リコルスひめじ」のビル

 JR姫路駅前の姫路医療専門学校に隣接して、サービス付き高齢者住宅や保育園、クリニックなどが入る医療&福祉の複合施設「リコルスひめじ」が完成し、7月20日に竣工式が行われました。滋慶学園グループでは、「リコルス」と名付けた姫路駅前のエリアで「健康・生きがい・キャリア開発」をテーマに開発プロジェクトに取り組んできました。昨年夏のフィットネスジム・レフコ姫路店、今年4月の姫路医療専門学校のオープンに続く、施設の完成です。これで「リコルス」のプロジェクトは最終段階を迎え、地元の期待も高まっています。

第1弾のフィットネス棟が完成
姫路医療専門学校 竣工式
姫路医療専門学校がスタート 

「健康・生きがい・キャリア開発」の多世代交流拠点

 竣工式は仏式で行なわれ、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長、株式会社滋慶の田仲豊徳社長、学校法人神戸滋慶学園の斎藤満知子常務理事らが参列、姫路市の黒川優副市長にも出席いただき、施設の今後の発展と安全を祈願しました。

 乾杯の後、黒川副市長は「人口減少、少子高齢化が国、地方を通じて一番大きな課題で、我々もそれに対応して駅前のゾーンに高度な都市機能のある施設を民間の力を借りて整備してまいりました。多世代交流をテーマにしたリコルスが『幸せ』『感動』『夢』のある、いいエリアになっていくものと期待しています。姫路市はこの東側に、文化コンベンション施設の整備に着手しており、ここも大いに活用していただける場所になると思います」と挨拶されました。

  • 「幸せ、感動、夢のある場所に」と語る黒川副市長

  • 浮舟総長は「多世代が集う施設、エリアに」とあいさつ

 また滋慶学園グループの浮舟邦彦総長は「多世代が集う施設として、すばらしいハードウエアができました。子供たちの支援、お年寄りの生きがいというテーマがリンクする中で、学生がお世話をさせていただく。そうした実習の『場』として学んでいく。そういう多世代が連携できる運営ノウハウをしっかりと作っていきたいと思います」と話していました。

 「リコルス」というのは、Living(生きがい)、Communication(コミュニケーション)、Career(キャリア)、Health(健康)というキーワードの文字の一部をとって「LICOLTH(リコルス)」と命名されています。今回完成した施設の名前も、リコルスにちなんで「リコルスひめじ」と名付けられました。JR姫路駅から姫路医療専門学校なども含めて、このエリアはすべて歩行者専用デッキでつながっており、各施設間をスムーズに行き来できます。

3、4階はサービス付き高齢者住宅「オパール姫路別館」

 「リコルスひめじ」のビルは5階建てで、延べ3607㎡。3、4階は滋慶学園グループの医療法人社団「青山会」が運営するサービス付き高齢者住宅「オパール姫路別館」が入り、2フロアで計40室があります。このうち4室は2人部屋。8月から入居が始まりますが、すでに満室となっています。

  • オパール姫路別館の2人部屋

  • 入居者らが交流できる食堂

2階は「リコルスクリニック」と「リコルス保育園」など 1階は「姫路オパールデイケア」

 2階は同じ青山会が運営する「リコルスクリニック」。内科、整形外科、リハビリテーション科などがあり、9月にオープン予定です。学校法人滋慶学園(東京都江戸川区)の保育事業室が運営する「リコルス保育園」は、やはり9月に入園式を予定しており、久保田美幸園長ら15人のスタッフで0歳から5歳までの子ども30人の成長を見守っていきます。

  • リコルスクリニックの内部

  • 久保田園長(右)らリコルス保育園のスタッフ

 このほか2階には「オパール姫路別館」と連携する形で、ホームヘルパーを派遣するヘルパーステーションや、最適な介護サービスが受けられるようサポートする居宅介護支援事業所が入っています。また1階は青山会が運営するデイケアサービス「姫路オパールデイケア」などとなっています。

  • 「今日も笑顔で…」の標語が掲げられた介護支援事業所

  • 「リコルスひめじ」の案内プレート

 「リコルスひめじ」の各施設と隣の姫路医療専門学校、フィットネスジム・レフコ姫路店は今後、互いに協力し連携をとりながら、“全ての世代の健康・生きがい・キャリア開発の交流拠点”リコルスとして、地域貢献に取り組んでいきます。