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食分野3校の合同研修 フードトリップin北海道が行なわれました

広大な北海道の地で、今までに経験したことの無い体験を!

 滋慶学園の関東地区食分野3校(東京ベルエポック製菓調理専門学校、埼玉ベルエポック製菓調理専門学校、赤堀製菓専門学校)の学生スタッフを対象とした研修「フードトリップin北海道」が6月29日~7月2日にかけ3泊4日の日程で行なわれました。参加学生数は3校で52名。「北海道の食材について学び、食のプロとしての幅を広げること」「自校&他校の学生スタッフとの交流・関係作り」という2つの目的を達成するため、北海道の地で実践的な学びのプログラムを実施しました。

 研修前半は「北海道食材の生産者の声を聞く、生産現場を知る」といテーマで、村上牧場を訪問し、実際の乳牛から乳搾り、餌やり、アイスクリーム作り体験を通して、乳製品の製造方法・生産者の苦労などを実体験しました。また、土門農園では、メロンの生産現場を見学させて頂き、キングメロンの試食をすることで、食材へのこだわりを学びました。

 食の業界を目指す学生にとっては体験を通して様々な発見があったほか、想像とは違った食材の生産者の想い、環境などが理解できたようで、有意義なものとなりました。工程としても、<生産現場を見る→北海道産食材を利用して作る>という流れについて理解が深まった様子でした。

 学生のワークシートには「食材を大切にする気持ち」「今までに見た事のない発見が多かった」「生産者の気持ちを理解した」「まだまだこれから色んな食材を学びたい」など主体的で、気づきの多い感想が書かれており、食材を知る・大切にする気持ちを持たせることができました。

  • 乳牛の乳絞りを体験!

  • 土門農園で大切に育ったキングメロンを試食

 研修後半は、「同じ食の業界を目指す仲間との交流」をテーマに、札幌ベルエポック製菓調理専門学校の教職員・学生スタッフとともに、「北海道食材を使用した実習」を行いました。学校・学年を超えて実習をすることで、言葉とは別のコミュニケーションが生まれていたと感じます。他校の学生との技術の違い、考え方の違いなども理解し、自分のものにできた様子です。特に4校合同での実習・ブッフェパーティは、交流の機会(アイスブレイク・実習班の工夫、ブッフェの交流時間)が充分に取れ、学生同士が和気あいあいと交流をしている様子が印象的でした。こうした経験が、将来同じ食の業界での繋がりになることを期待します。

  • 4校合同、ブッフェパーティでコミュニケーション

  • 同じ食の業界を目指す仲間たちと

赤堀製菓専門学校 広報センター 堀井 孝子)