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【東京ウェディングカレッジ】 新潟・あてま高原「ベルナティオプロジェクト」で学生が考えた挙式を提案!

新郎新婦を囲んで記念写真

 5月から本格スタートしたベルナティオプロジェクトのミッションで、専門学校 東京ウェディングカレッジ(TWC)ウェディング科の学生たちが6月15日(金)~16日(土)、新郎新婦に挙式を実際に提案するため、新潟県十日町市の『あてま高原リゾートホテル ベルナティオ』に行ってきました。以下、その経過報告です。

 ベルナティオプロジェクトは、『あてま高原リゾートホテル ベルナティオ』と東京ウェディングカレッジが協同で本物の結婚式を企画運営する、産学連携プログラムです。「今年度は本物の挙式を学生たちが企画・運営する」という課題をいただき、現在学生たちがその実現に向けて意欲的に取り組んでいます。(以前の記事はこちら

 以下の全体計画とスケジュール③をご覧ください。今回の訪問の目的は「新郎新婦に学生たちが考える挙式を提案する」です。

● テーマ:
「『学生達がプレゼントする挙式』をコンセプトに、新郎新婦を募集し、本物の挙式とカジュアルパーティーを学生とともに創る」

● 日時:
平成30年9月30日(日) (※リハーサルは9月29日(土))

● スケジュール:
①3/13 TWCプロジェクト&ベルナティオ担当者 キックオフミーティング
 4月上旬に新郎新婦が決定!
②5/11~12 新郎新婦とTWCプロジェクト顔合わせと第1回目のミーティング
③6/15~16 新郎新婦に学生たちが考える挙式を提案する
④7/20~21 新郎新婦との細部の確認と挙式進行、装花、装飾等に関する打合せ
⑤8/29~30 新郎新婦との最終打合せと披露宴を含む最終進行打合せ(司会同席)

やる気満々で出発!

 結婚式のあり方は、従来の「企業が用意するパッケージでの結婚式」から「個々人の多様なニーズに応える結婚式」へと大きく変化しつつあります。背景には結婚式を挙げない「ナシ婚」と呼ばれる層が増加していることが挙げられます。今回の『学生たちがプレゼントする挙式』は、学生ならではの固定観念にとらわれない斬新な発想と、心のこもった手作り感満載の式典を期待している新郎新婦の想いと、就職してからでは作りえない学生ならではのキラキラとしたアイデアを形にする経験を通して、将来の自分に役立つ「引き出し」をたくさん作って現場に巣立ってほしいというベルナティオの方々の想いからスタートしました。

 

学生が考えた挙式をおふたりに提案

 今回は、学生たちが5月のおふたりとの対話の中で感じ取った価値観を形にして、打ち合わせに臨みました。【あいこがれ】(「愛」と「憧れ」の造語であり、「焦がれ」の意味も加えた言葉)というテーマをもとに、【趣味愛】【地元愛】【家族愛】をコンセプトとして、おふたりが大切にしているキーワード【自然、アウトドア、非日常、キャンプに関する小物、茶と緑を基調とした色彩、小さな花、格式ばらずアットホームなテイスト、地元食材等】を挙式、装飾に反映させた内容を提案させていただきました。

 それに対しておふたりからは「私たちの発言したことから『テーマ』を決め、テーマからブレることなく、ひとつひとつの内容をしっかり意味づけさせた上で説明いただき、とても感動しました」とのコメントをいただきました。

 今回の提案を通して、実際に確定したこと、ペンディングになったこと、却下となったことが明確になりました。おふたりからの感謝とお褒めの言葉に学生たちも感動し、挙式に留まらず披露宴の内容にまで自分たちの想いを広げたいという気持ちをベルナティオに伝え、許可をいただきました。そして残りの時間の中で、挙式のコンセプトを披露宴にも貫いたストーリーと仕掛けを考案しました。

次回に向けた準備ミーティング

 次回7月は、挙式のペンディング事項も全てクリアにして、披露宴の流れについても提案をさせていただきます。入場からお見送りまでの全ての内容を確認させていただくとともに、フローリストも交えて装花と装飾についての話し合いも行なう、いわゆる打ち合わせの「ヤマ」にあたる重要な段階となります。当日を迎えるまでに、学内の定例会とベルナティオ側とのスカイプ会議を経て、万全な準備をして臨みたいと考えています。

(専門学校 東京ウェディングカレッジ 教務・キャリアセンター部 丸山 敏夫)