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国内最大級のサーフィン国際大会 東京メディカル・スポーツの学生トレーナーが選手のサポート

世界プロサーフィン連盟(WSL)認定のICHINOMIYA CHIBA OPEN。世界のトップランカーらが参戦した

 東京メディカル・スポーツ専門学校は5月21日~27日の1週間、国内では最大級となるサーフィン国際大会にトレーナーブースを出しました。日本陸上競技連盟のトレーナーである㈱Lehua・ヒーリングオフィス レフア院長の引網善久氏の協力の下、8ヶ月の準備期間を経て16名の学生と、帯同した医療資格者の教員が、サーフィンの世界トップランカーのサポートを行いました。

 今年で3年目の開催となるICHINOMIYA CHIBA OPEN(一宮千葉オープン)「QS 6,000(The Qualifying Series)」は、世界プロサーフィン連盟「WSL(World Surf League)」より全世界でわずか6戦のみの開催が認められた大会として、高い認知度を誇るサーフィンの国際大会です。20ヵ国以上から200名以上の世界最高峰のトッププロサーファーが集結し、千葉県一宮町釣ヶ崎海岸で腕を競い合いました。

  • 日本陸連 トレーナー 引網先生

  • ブースのある本部

 サーフィンは身体のどの部位に対してアプローチをかけるか等のメディカルの症例や文献が少ないため、学生達には想定される腰、股関節、膝、足首を重点的に、8ヶ月の期間をかけて事前勉強会での実技指導を行いました。その他にも、国際大会で外国人の選手が8割以上を占めるため、英語教育も兼ねて英会話やトークスクリプトを作成し、選手の要望に応えられるような指導も行いました。

  • ストレッチを選手に行う学生の様子

  • トップランカーと集合!

部位別・国別集計結果(選手のみ)
(クリックで拡大します)

 今回の活動では選手13カ国70名、スタッフ55名の計125名のブース参加がありました。スタッフや選手の親、さらにはU-12の選手(小学生)などにもブースでのコンディショニングを提供し、幅広い方々に対してトレーナーの重要性やメンテナンスの認知にも貢献できた活動となりました。また、次回の大会に繋げることが出来るよう、症例データをしっかり取る事も目的とし、別紙のように国別、症状部位別にまとめることが出来ました。

 
 間近で選手やトレーナーの先生方の手技を見られることは学生にとって大変貴重な体験で、状況に応じた補助やストレッチなどのサポートをすることによって、大変満足度の高い活動になりました。また、今回が初めて外部の活動に出るという学生にとっても、トレーナー活動の楽しさや、やりがいを感じることで、今後の知識の習得や人間性を養うための良いきっかけとなりました。

「活動動画の視聴はTMSホームページから確認できます。」
URL:http://www.tokyo-medical.ac.jp/visitor/company_graduate/collaboration/

(東京メディカル・スポーツ専門学校 キャリアセンター 今井 恭平)