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【東洋言語学院】 留学生のための防災事故防止訓練 地震への備えや自転車事故から通報までの流れを学びました
東洋言語学院では現在、世界35ヵ国から400名を超える留学生が日本語を勉強しています。ゴールデンウィークがあけた5月17日(木)、全学生を対象に今年度初めての防災事故防止訓練を行いました。
実施内容は以下の通りです。
Ⅰ. 避難訓練 → 地震からの火災を想定し、自由広場まで避難
Ⅱ. 安否確認 → 全員の安否をいち早く確認する為にFacebookを使用し実践
Ⅲ. 消火訓練 → 正しい消火器の使い方を習得
Ⅳ. 交通事故対応訓練 → 自転車事故から通報までの流れを実践
東洋言語学院の防災事故防止訓練は必ず、地元の警察署や消防署と一緒に行っています。今回も葛西警察署交通課の方々と共に訓練を実施しました。学生にとってプロフェッショナルからの指導は大きな刺激になっています。
今回の最大のテーマは、下記の「自転車事故から通報に至るまでの流れとポイント」を学生全員に伝え、理解させることでした。
・110番に通報すること
・大きな声で呼びかけ、助けを求めること
・たまたま通り掛かった場所を特定するには信号や自動販売機の管理番号を確認すること
・通報のポイント(事件or事故・現在地の把握・怪我人の状態等の伝え方)
各ポイントを整理しながら、より分かりやすく理解してもらうために、東洋言語学院と葛西警察署が協議を行い、警察署にも前例のない初めての訓練内容を作りました。デモンストレーションなどでわかりやすく提示したお陰でスムーズに、そして簡潔に伝えることが出来ました。
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現在地を把握する為の管理番号を確認
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通報の際の手順を確認
訓練後、嬉しいことに葛西警察の方々からは、このプログラムを今後、小学校などで行う交通安全指導にも利用させてほしい、との依頼を頂きました。一緒に作り上げたプログラムが東洋言語学院の域を超え、地域のお役に立てることは私たちにとっても喜ばしいことでした。
防災事故防止訓練の最大の目的は「学生の安全を守ること」です。その為には様々な方々の協力が必要です。しかしながら、ただただ「協力して頂く」のではなく、同時に私たちも「地域に貢献すること」を念頭に踏まえ、一緒になって新しいものを作り上げていきたいと強く感じた防災事故防止訓練となりました。
御協力頂いた皆様方、ありがとうございました。
(東洋言語学院 事務局 和田 聡子)