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名誉教育顧問の加来耕三先生が出演・解説したラジオ番組が優秀賞! 放送批評懇談会のギャラクシー賞ラジオ部門で
2020.08.28
かつて福岡県柳川市を治めた戦国武将・立花宗茂(たちばな・むねしげ)をテーマに、滋慶学園COMグループの名誉教育顧問で歴史作家、加来耕三先生が毎回解説をしたRKBラジオ(RKB毎日放送)の番組「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた」の特別番組「超拡大!放送尺22倍SP」が、優れた番組を顕彰する第57回ギャラクシー賞ラジオ部門で優秀賞に輝きました。
贈賞式は8月3日(月)、東京都内で開催。「戦国武将・立花宗茂の人物像に迫る娯楽性豊かな教養番組に昇華させた。町おこしに貢献する地域メディアである」として評価されました。
ギャラクシー賞は、NPO法人・放送批評懇談会が日本の放送文化の向上のため、優秀な番組・個人・団体を顕彰するもので、1963年に創設されました。テレビ、ラジオ、CM、報道の四部門制をとり、毎年4月1日から翌年3月31日の作品を審査の対象として、年間の賞を選んでいます。
レギュラー番組「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた」は、立花宗茂と妻の誾千代(ぎんちよ)を中心に、その生涯をコミカルなドラマで再現し、加来先生とアシスタントの勝木夏菜さんとのトークで進行。毎週1回15分間で、昨年10月から今年3月まで計26回放送されました。柳川市や福岡県内の有力企業も協力し、NHK大河ドラマ招致活動の一環という狙いがありました。
この番組のスペシャル版「超拡大! 放送尺22倍SP」が今年の2月11日(火)に、5時間半もの長時間の生番組としてオンエアされ、ラジオ部門の大賞に次ぐ優秀賞に選ばれたのです。
柳川(かつては柳河)の地を治めた宗茂は生涯無敗を誇る戦国武将で、豊臣秀吉の直参として信頼され朝鮮出兵でも活躍しました。関ヶ原の戦いでは、秀吉への恩義から西軍につき、自らは大津城を陥したのですが、同じ日に行われた関ヶ原の戦いの本戦に味方が敗れ、領地を取り上げられてしまいます。牢人生活を送った宗茂は、後に徳川家康にも気に入られ、20年後、柳河藩主として復活を果たしました。一方の誾千代は、わずか7歳にして立花城の女城主となり、のちに立花家の婿養子として宗茂を迎えるというエピソードがあります。
この2人を主人公にした大河ドラマの誘致をアピールする特番とあって、当日は、レギュラー番組の一挙放送や、加来先生と勝木夏菜さん、助っ人の服部義夫アナウンサーらがドラマを振り返る生トークのほか、柳川市の金子健次市長らゲストの途中参加もあり、大いに盛り上がりました。
●『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた』
https://blog.rkbr.jp/blog/yanagawataiga/
●第57回ギャラクシー賞 入賞作品
https://houkon.jp/galaxy-award/