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【地域貢献活動】 小学校に海の生き物出張授業
東京コミュニケーションアート専門学校エコ・コミュニケーション科では、江戸川区内の小学校から、「生き物を用いて、生物の観察を通していのちの大切さを伝える理科の授業」を行って欲しいとの依頼を受け、水族館・アクアリスト専攻とドルフィントレーナー専攻の学生たちが、7月6日(木)、10月19日(木)、11月30日(木)の3回にわたって、ニ之江第3小学校の2年生と、葛西第6小学校の2年生と5年生を対象に、海の生き物教室を実施しました。
学生たちは、小学校の先生からどのようなことを教えもらいたいのかを伺って綿密な打ち合わせを実施し、2年生には生物の外部形態とザリガニの授業、5年生には食物連鎖の授業を行うことになりました。生物だけでは伝わらない部分を副教材の製作で補い、学生たちが自らそれぞれの学年に合わせた授業の段取りをつけました。
小学生たちは、普段は見ることのないウニやヒトデ、ナマコに興味津津でしたが、最初は触ることもできませんでした。しかし、授業を受けていくなかで触ってみたいという好奇心が湧き、最後は全員触ることができました。触ることで動いていないと思っていた生き物が実は動いていることが分かり、「いのちがある」ということを伝えることができました。また、副教材を使用することで、実物ではなかなか見せることができない管足の動きなどを見せることができました。
江戸川区内にはたくさんの生き物を観察できる場所があります。今回の授業を通して多くの生き物にふれ合ってもらい、生き物の大切さを感じてもらえたと思います。また、本校と学園祭など地域の方に還元するイベントも知っていただけるきっかけになったと思います。
今後も生き物を通して生き物の大切さを伝えていきたいと思います。
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ウニの特徴を伝えます
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授業で話しを聞いてスケッチをしています
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でき上がったスケッチ
(東京コミュニケーションアート専門学校 エコ・コミュニケーション科 今井 健介)