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「Hospital 0f Miracle」骨髄移植推進キャンペーンミュージカル 明日への扉 笑いと涙のステージに拍手喝采
2017.09.26
生きることに絶望した少女が、明るく振舞いながら難病と闘う少年や、患者の心のケアをする道化師、ホスピタル・クラウンらとの出会いを通じ、希望を見出していく…。骨髄移植推進キャンペーンミュージカル・明日への扉「Hospital Of Miracle(ホスピタル・オブ・ミラクル)」が9月20、21日の両日、福岡市中央区天神の福岡市民会館で開かれました。滋慶学園COMグループでは、1994年から骨髄バンクへの理解をすすめようと社会貢献ミュージカル「明日への扉」を開催。その趣旨を引き継ぐオリジナルミュージカルとして誕生したのが「ホスピタル・オブ・ミラクル」です。キャスト、スタッフを含め総勢429人による舞台に、観客席は笑いと涙に包まれていました。
このミュージカルは、福岡スクールオブミュージック&ダンス専門学校と、福岡スクールオブミュージック高等専修学校が主催。財団法人夏目雅子ひまわり基金、公益財団法人日本骨髄バンクなどの後援です。滋慶学園グループの総力をあげた「明日への扉」のテーマを受け継ぐオリジナルミュージカルとして、2010年に名古屋コミュニケーションアート専門学校(現・名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校)で始まりました。その後、2015年から福岡や仙台でも行われるようになりました。
主人公は、いじめに苦しみ自殺未遂を図って病院に入院した少女です。難病と闘いながら、明るく精一杯に生きる少年や、子供の患者に笑いを届けるホスピタル・クラウン…。病院内のさまざまな人たちとの出会いを経験しながら、少女は生きる意味を考えます。自分にもできることがある、と始めたのが病院内ディクスジョッキーでした。そんな時、難病の少年が実は白血病で、危険な状態だと知ります―。病院内のドラマを通し、人の役に立つことのすばらしさ、ひとりの善意で救われる命があることを訴えています。
出演者だけでなく音響、照明、舞台制作、運営、楽曲制作などすべて学生の力で制作。耳の不自由な人のために台詞を字幕で表示し、劇中のラストのテーマ曲「星空のベッド」では手話にも挑戦しました。4月から5カ月にわたる練習の成果がステージで発揮されました。
会場前のロビーには、学生たちで各マスコミを回って告知記事の掲載を依頼したほか、出演者が自らラジオ番組に出演してPRした宣伝活動の成果、キャストやスタッフの出身校を中心に福岡県や佐賀県の高校を訪問してミュージカルの概要説明をした実績などを紹介するパネルを展示。Tシャツやキーホルダーなどの物販コーナーも設けました。PRも含めイベントを作り上げることすべてが勉強だといいます。
終演のあと学生たちがロビーにズラリと並び、募金を呼びかけるとたくさんの善意が寄せられました。集まったお金は日本骨髄バンクと、病気治療の副作用で脱毛に悩む人のために、無償でカツラを貸し出す活動を続けている夏目雅子ひまわり基金に贈られます。
骨髄移植推進キャンペーンミュージカル 明日への扉
「Hospital 0f Miracle」
《主催》 滋慶学園COMグループ
福岡スクールオブミュージック&ダンス専門学校
福岡スクールオブミュージック高等専修学校
《後援》 財団法人夏目雅子ひまわり基金
公益財団法人日本骨髄バンク
福岡県/福岡市/福岡県教育委員会/福岡市教育委員会/公益財団法人福岡市文化芸術振興財団/RKB毎日放送/FBS福岡放送/九州朝日放送/TVO九州放送/TNCテレビ西日本/FM FUKUOKA/cross fm//LOVE FM
《特別協賛》
青山商事株式会社「洋服の青山」
大塚製薬株式会社
公益財団法人オリックス宮内財団
株式会社学生情報センター
KCJ GROUP株式会社
コカ・コーラウエスト株式会社
サントリーホールディングス株式会社
株式会社まさご電機
リゾートトラスト株式会社