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神戸滋慶学園が取り組む姫路駅前の開発プロジェクト 第1弾のフィットネス棟が完成
2017.07.14
兵庫県姫路市がJR姫路駅前で取り組む再開発プロジェクト「姫路キャスティ21」で、滋慶学園グループの学校法人神戸滋慶学園が新しい街づくりに参画する「コアゾーンCブロック」開発の第一弾として、健康・スポーツを担うフィットネス棟が完成、7月10日(月)に竣工式が行なわれました。
学校法人神戸滋慶学園が担当する「Cブロック」は、“健康・生きがい・キャリア開発プロジェクト”として、臨床工学技士科など医療系4学科を設置する「姫路医療専門学校」(仮称)と、サービス付高齢者住宅や保育所などが入る「健康・生きがい・開発棟」、そしてサポート施設としての「フィットネスジム棟」と駐車場を建設、こどもや若者、お年寄りまで様々な世代がゾーンに集い、学びを中心に健康と生きがい、キャリア開発を行なう新しい都市機能をもった街づくりを目指しています。
完成したフィットネス棟は鉄骨造2階建て延べ1,888平方メートル。「レフコ」のブランド名でフィットネスジムを全国展開する株式会社ヒカリが滋慶学園グループとの連携の下、運営に当たります。フィットネスジム「レフコ姫路店」は7月12日まで内覧会を行なった後、同14日にグランドオープンします。
「新しいライフスタイルを提案する街づくりを」 姫路市の黒川副市長あいさつ
竣工式は完成したばかりのフィットネス棟の2階スタジオで行なわれ、施主を代表して、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長をはじめ、学校法人神戸滋慶学園の斎藤満知子常務理事、株式会社スーパーモードの高山昌司社長らが出席。姫路市からは黒川優副市長らが、また設計・施行を担当した株式会社ヒカリの池田孝道社長らが参列しました。
竣工式典では、乾杯のあと、8市8町で構成する「播磨圏域連携中枢都市圏」の連携中枢都市として高度な都市機能の集積に取り組む姫路市の黒川副市長があいさつに立たれ、「キャスティ21計画は30年来の計画であります。人口減少社会に対応するために、神戸滋慶学園が手がける“健康・生きがい・キャリア開発プロジェクト”は世代間交流や街中居住など、これまでになかった姫路市の新しいライフスタイルを提案していただく施設になっていくものと、大いに期待しています」と、お祝いの言葉を述べて頂きました。
次いで、株式会社ヒカリの池田社長が「LEFCOは、リラックス、フィットネス、コミュニケーションの頭文字をとった名前で、お店がコミュニティのような場所になってほしいと願いを込めています。初心者に優しいクラブをコンセプトに掲げていますので、様々な世代の人に利用していただき、平均寿命と健康寿命の差を縮めていくためにも、素晴しいサービスを提供してまいります」とあいさつを行ないました。
「連携・ネットワークする多世代交流によって地域貢献できれば」 浮舟総長あいさつ
最後に浮舟総長が、「姫路は新幹線で大阪から30分、神戸から15分と、とても近いし、沢山の外国からの旅行者が降り立つ人気の観光スポットです。その駅前で、播磨の市町村連携の中での中核的な都市機能を持った街づくりのために、これからの運営を通して、地域の創生、活性化にいかにお役に立っていくかが、我々の課題です。地域連携や産官学連携、多職種連携、あるいは若い人からお年寄りまでの多世代がこの健康・生きがいゾーンで連携してネットワークを形作って新しい一つの生き方を提案していくという、非常に面白いコンセプトだと思っています。保育を含めたお年寄りのゾーン、それと専門学校のゾーンを建設中ですが、健康づくりのフィットネスジムを含めて、それぞれがネットワークして、地元の皆様のご意見を頂きながら、隣接する各ブロックとも連携し、地域の発展に貢献できたらと考えています」とあいさつを行ないました。
このあと、参列者にフィットネス棟「レフコ姫路店」の披露が行なわれました。1階は5コースの25メートルプール、2階は有酸素運動が出来るTV付きの最新式ランニングマシーン30台やエアロバイク10台をはじめ、スミスマシーン、マイマウンテン、ペクトラルフライなど約60台の最新鋭マシーンが完備されたジムと100人が同時にエクササイズできる約300平方メートルのスタジオになっています。
広いジムフロアに設置された最新鋭のマシン類
また1階には、プールの他、ジャグジーやサウナ付き浴場、ロッカールームなどが完備、2階のトレーニングジムは、25mのランニングコースを備えた広々とした空間で、人工芝などを敷いて室内に居ながらにしてアウトドア感覚が楽しめる内装になっています。また音楽を聴きながら身体をほぐせる最高級のマッサージチェア9台が完備するリラックスルームも完備しています。
なお、Cブロックでは、このあと、地上8階建ての姫路医療専門学校(仮称)が年末に完成し、平成30年4月の開校を目指します。またサービス付高齢者住宅や保育所などが入る「健康・生きがい・開発棟」は8月中旬に着工し来年夏の完成を目指しています。