札幌市内の調理師専門学校に通う学生を対象にしたＪｒ．シェフコンテスト（北海道司厨士協会主催）が、５月８、9日に開催されました。

魚料理、肉料理の２部門があり、それぞれ指定食材、自由食材を組み合わせ、オリジナルレシピを作成。制限時間２時間の中で作品を作り上げ、その成果を競うものです。試食審査はなく、展示はありませんが、前日、現場のシェフが審査に入り、本当に学生が作品を作り上げているかどうかの確認や作業工程等の審査をおこないます。

今回、札幌ベルエポック製菓調理専門学校からは、魚料理部門に2名、肉料理部門に3名が出場。個人競技ですが、出場した５名は互いに切磋琢磨し、真剣に料理を作り上げていました。

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  作品調理終了後の振り返り

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  金賞受賞、おめでとう！

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  コンテストを通じて大きく成長した出場者

結果は、肉料理部門で6年ぶりの金賞受賞！　ちなみに昨年は魚料理部門で金賞受賞者が出ました。今回、入賞を逃した学生は、やはり悔しそうでしたが、結果発表で仲間の受賞が分かると、共に歓喜の声をあげていました。受賞した学生も、入賞を逃した学生も、この経験をバネに、さらに成長してくれるに違いありません。

次の卒業制作に向けて、個人競技とグループ学習の違いを意識し、今回学んだ問題解決技法を用いながら、再び歩み出そうとする学生たちの真摯な姿が印象的でした。

（古谷）