北海道警察中央署の生活安全課と地域貢献事業として『特殊詐欺防止ＣＭ制作』に取り組みました。
　秋の安心安全運動の一環で、札幌市中央区で多発している特殊詐欺を啓発していく試みとして、「学生たちの得意分野で地域のために一緒に詐欺の防止を！」という警察からの依頼の下、ＣＭの企画から構成、撮影、編集までを放送芸術科２年生が制作担当しました。
　様々なプレゼンテーションの結果、その作品の評価が認められ、札幌市中央区の商業施設サッポロファクトリーの会場で行われた、北海道警察中央署主催ＣＭお披露目イベントの中で、署長から、直々に感謝状もいただきました。また、北海道新聞でも取材され、今回の事業内容を取り上げていただきました。

　作品は２０１６年１０月末～長期の予定で、札幌市中央区の各街頭ビジョンや、金融機関の窓口モニターなどで１５分に１回程度、定期的に放映されています。
この映像を街頭で何気なく見ていただいた方に、詐欺防止の意識づけだけでなく、一件でも多く詐欺事件の削減に繋がるようにと、学生の強い想いが込められています。

　その他にも、映像だけでなく、痴漢、ひったくりなどの「犯罪防止ポスター制作」をクリエーティブデザイン科の学生が制作を現在進めています。
　こういった地域貢献が、本校の所在地でもある札幌市中央区の明るい未来、安心安全で暮らせる街に繋がることを信じて、今後も積極的に励んでいきたいと考えております。

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  2016年10月18日　北海道新聞

札幌放送芸術専門学校　教務部　奥野喬平