東京医薬専門学校の歯科衛生士科Ⅰ部１年生３２名が１グループ４名に分かれ、９月５日(月)と９月６日（火）の両日で、東京・江戸川区歯科医師会所属の宇田川歯科医院とこばやし歯科医院をそれぞれ見学させていただきました。

　見学にあたっては、事前に学内オリエンテーションを実施。歯科衛生士として職場に立った時の目線で歯科医院を見学することで、「職業観を考える機会とすること」「歯科衛生士としてのサービスを考えること」「歯科衛生士になるというモチベーションを高めること」「歯科医療従事者の先生方の働く姿をみて、学生自身の将来像を明確にする」という目的及び見学のポイント、注意事項などを確認しました。

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  院内を緊張しながら見学する学生たち

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  宇田川歯科医院の宇田川院長先生より治療室の説明を聴く

　施設見学では、患者の受付をするところから、診療、会計までの流れを見学しました。個人情報保護等の取り組みなども教えていただき、学生たちは医療従事者としての責務を実感したようです。そして、診療室内での実習においては、仕事にプライドを持ち、患者の方に対して誠実な対応をしている歯科衛生士の先生方にお会いし、話しを聞ことができました。

　研修後に提出された学生の振り返りシートには、「歯科衛生士専用に診療台があるため、やりがいを感じながら働くことができると思った」「学校での勉強をきちんとして、技術と知識を高めたい」「患者様との何気ない会話から生活習慣を聞き、ブラッシング指導に繋げていてすごいと思った」「実際の現場をみてとても刺激になり、後期の授業を頑張ろうと思った」等、前向きな気づきや感想がありました。

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  プロの仕事に見入る学生たち

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  歯科衛生士さんより業務内容を聴く

　今回の研修を通して、「サービスとは何か」という基本をプロから学ぶとともに、早期に現場を見学することで、学生たちも刺激を受け、歯科衛生士になるという目標がさらに明確になったように感じます。今後も学生ひとりひとりが、目標に向かってしっかり前進できるよう、地域の先生方と連携をしながら、教育内容を高めていきたいと思います。

（東京医薬専門学校　歯科衛生士科）