期末テストが終わり、夏休みの本格的な部活動を迎える高校の運動部の皆さんのために、熱中症対策・ケガの予防や応急処置・テーピングの巻き方・効果的なストレッチ・救命処置（ＡＥＤの使用方法）などの知識を学んでいただく、高校運動部のマネージャーの皆さんを対象とした「トレーナー講習会」（後援：大阪府教育委員会、大阪高等学校体育連盟、特別協賛：株式会社ニトムズ）を７月１５日(金)と１６日(土)に、大阪医療福祉専門学校で実施しました。

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  メディカルトレーナー部のメンバー

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  スポーツセラピーコースのメンバー

　１５日（金）はメディカルトレーナー部の部員たちが、１６日（土）は理学療法士学科（昼間部）のスポーツセラピーコースの学生たちがそれぞれ中心となって活動しました。

　２日間を通して、大阪府内の高校を中心に２９校から総勢５６名の運動部のマネージャーさん＆選手の皆さんに参加していただき、両日とも大盛況のイベントとなりました。所属している部活の競技でダントツに多かったのがバスケットボール部。次いでバレーボール部、サッカー部、陸上競技部、ハンドボール部、ラグビー部等々、様々な競技から参加いただきました。

　講習会開始前はやや緊張気味だった学生たちですが、いざ始まると、分かりやすい話しぶりで、堂々と高校生の皆さんを指導していました。もちろん分からないことがあれば、先輩学生や顧問の菊地先生のフォローを仰いでいます。

　急に意識不明の人が現れた場面を想定して、学生が救命処置（ＡＥＤ操作を含む）を実演すると、緊迫した空気が会場内に伝わりました。実はメディカルトレーナー部の部員とスポーツセラピーコースの学生全員が、２０１５年度に改訂された「心肺蘇生ガイドライン」に基づく最新のＢＬＳ講習を受けているのでお手のものなのです！

　参加者の皆さんからは、
「スペシャルドリンクの作り方がわかって良かった！」
「正しいテーピングの巻き方を教わることができて良かった！もっと知りたい！」
「熱中症対策の講義はすごく勉強になりました！」
「すぐに実践しようと思います！」
などの感想が多く上がりました。

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  １５日の参加者と記念撮影

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  １６日の参加者と記念撮影

　マネージャーの皆さん、そして選手の皆さんには、今回学んでいただいた多くの知識をこれからの部の活動で生かして、頑張ってほしいと思います。そして、メディカルトレーナー部員の学生、スポーツセラピーコースの学生は、学んだ知識を相手にわかりやすく伝えるという活動を経験して、一回りも二回りも成長したことと思います。そんな学生たちの姿を見ることができて、いつも本当に嬉しく思っています。活動毎に成長していく彼らの姿を今後も追い続けます。

　次回の「トレーナー講習会」は８月１９日（金）です。また、報告させていただきます。

（大阪医療福祉専門学校メディカルトレーナー部　副顧問　諸岡　邦行）