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北海道ハイテク、北海道メディスポの学生が小林製薬と協同研究に取り組んでいます

『第12回国際生理人類学会議(ICPA2015)』の会場。 鍼灸学科学科長上野正博と、発表を行なった鍼灸学科3年保科美希

 産学官協同教育の取り組みとして、北海道ハイテクノロジー専門学校バイオテクノロジー学科と北海道メディカル・スポーツ専門学校鍼灸学科は、小林製薬株式会社(本社、大阪市)と協同研究を行っています。

 共同研究は今年5月から始まり、学生が精力的に取り組んできたカイロによる肌感覚と健康効果に関する基礎研究が、ついに素晴らしい結果を出しました。

 世界に向けた商品開発における基礎研究の成果として査読を通り、10月29日(木)東京ベイ幕張ホールで行われた『第12回国際生理人類学会議(ICPA2015)』の場で、研究チームを代表して北海道メディカル・スポーツ専門学校鍼灸学科3年、保科美希が発表を行ないました。

 発表テーマは『Disposable heating patch with active ingredient induces cold and warm sensation by increase in local blood flow in human(有効成分入りカイロによる局所血流と温熱感覚の検討)』。

 国際学会の場ということで、発表はすべて英語で行ないました。有効成分入りカイロの健康効果についての発表を通して、日本の教育者や研究者のみならず、海外の研究者ともディスカッションができ、かけがえのない経験となりました。

 「世界に挑戦するということは、世界に認められるように努力することである」。グローバルな視点の大切さを学ぶことができました。
 
 これから厳しい寒さに向う北海道ですが、「地域のため、北海道のため、日本のため、世界のため」に寒さを吹き飛ばす熱い志で勉学に励みます!

  • 企業の方とディスカッションをしながら研究に取り組みました

  • 発表ポスター

  • 海外の研究者とのディスカッション

  • 研究手法や考察について議論

【研究チーム】 北海道ハイテクノロジー専門学校 バイオテクノロジー学科(4年制)3年 岩崎由希、扇谷仁希▽同バイオテクノロジー学科(3年制)3年 寺下伸枝▽同バイオテクノロジー学科学科長 伊藤透▽北海道メディカル・スポーツ専門学校 鍼灸学科3年 保科美希、辻村宥花、杉田優輝

(産学官協同教育推進部 小鷹 丈彦)