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【埼玉ベルエポック製菓調理専門学校】 イタリアの郷土料理を現地シェフから学ぶ特別実習を開催

特別実習を行ったジョルジョさんと調理師科の学生たち

 埼玉ベルエポック製菓調理専門学校では、調理師科の学生に向けた特別実習をこのほど、開催しました。
 講師はイタリア・ピエモンテ州出身のシェフ、ジョルジョさん。
 本校でイタリアンの調理実習を担当する藤崎先生のお知り合いで、来日されたのを機に、1日がかりでピエモンテ州の郷土料理を教えていただきました。

ピエモンテ州はイタリア北西部に位置し、ワインとトリュフの産地として有名です。また、地元で採れた食材を使うことによって地域経済を守り、そのことによって地域の文化や伝統を守ろうというスローフード運動発祥の地・ブラがあり、独特の食文化が根付いています。

今回の特別実習で作ったものは4種類
・揚げフォカッチャ(イタリア料理の平たいパン)
・ズッキーニのフジッリ(ズッキーニのパスタ)
・ブラサート(牛肉を赤ワインで煮込む郷土料理)
・ブネット(イタリアの伝統菓子アマレッティが入ったプリン)

ジョルジョさんに教えてもらったピエモンテ州の郷土料理学生たちが作り上げたピエモンテ州の郷土料理

 いずれも日本でよく見かけるイタリア料理とは異なる郷土色あふれる品々で、中でも、フォカッチャを揚げるのは珍しく、学生たちは興味深々の様子でした。

 ジョルジョさんは「料理を作ることに愛情(アマーレ)と情熱(パッション)を注いで欲しい」 と、学生たちに熱く語りかけていました。

 特別実習を通して、 学生たちは国を越えて、それぞれの地域が伝えてきた料理の特色や、文化的な背景も含めた奥深さを感じ取り、学びある1日を過ごすことができたのではないでしょうか。

(広報センター 吉村)