TOPPAN株式会社が札幌市から受託した省エネ事業をテーマに、音声認識で対話ができるAIアバターのプロトタイプを制作しました。
　省エネやエコ家電に関心のある主婦層をターゲットに、今回の事業におけるキャンペーンサイトで表示することを想定し、自動応答部分には生成AIであるChatGPTを使用して、開発を行いました。
　ターゲットを主婦層と想定していたため、Vtuber等でよく見る美少女キャラクターではなく、子どものキャラクターを採用しました。キャラクターはCGクリエーター専攻1年生の鶴巻萌花さんが、VRoidStudioというソフトを使用して制作しています。
　今回はプロトタイプとしての開発でしたが、完成したAIアバターは卒業進級制作展で展示し、実際にユーザーに触れてもらうことができました。
　現在、企業内でも営業ツールとして活用され、次のプロジェクトにも使用される予定となっています。展示した際に、よくできているという嬉しいお声もいただきましたが、音声入力がうまくできないというフィードバックもあったため、ブラッシュアップを重ねていきます。