氷川きよし、水森かおり等、多くのアーティストが所属する演歌/歌謡曲の大手事務所「長良プロダクション」より企業課題をいただきました。同社所属の新世代歌謡グループ「はやぶさ」の公演にてメンバー・駿河ヤマト氏のソロコーナーのアコースティックバックバンドの依頼でした。
　課題曲は、学生達には馴染みの少ない歌謡曲。同氏のオリジナル楽曲とカバー曲の計4曲にて、バックバンドを務めるだけではなく、アコースティックアレンジから手掛け、企業やご本人からも、非常にレベルの高い演奏で、それだけではなく、普段のバックを務める大御所のミュージシャン達にはないフレッシュさもあり素晴らしいとの評価をいただきました。

　当日、新宿ガルロチに集まった約150名の観客からもSNS等にてお褒めの言葉をいただきました。また、その好評を踏まえ、２０２４年３月に開催されるヤマト氏ソロでのワンマン公演のバンドコーナーでのバックバンドのご依頼もいただきました。
　第二弾の課題曲は引き続き歌謡曲ではありましたが、そのなかでも戦前戦後のスタンダードということで、よりブルースやジャズのテイストも色濃い難易度の高いものでした。また、今回はベースとサックスの2名も追加し、曲数も６曲に増え、エレクトリックのバンドスタイルで、原曲に近いテイストを目指して欲しいとのご依頼でした。
　学生達はブラシを使用したり、各楽器の音色を原曲に近づけるよう練習し、ご本人とのリハーサルでは、オープニングや曲間のアレンジの指示にも応え、今回もご本人より感動した、対応力が素晴らしいとのお褒めの言葉をいただくことができました。
　当日、会場の六本木クラップスに集まった観客の方々からも学生達への歓声もいただくなど、好評を得ました。今回の成功を受け、次回２０２４年８月２日の公演のご依頼もいただいています。次の課題はバンドで「はやぶさ」のオリジナル曲に挑戦することです。