一般社団法人あゆみ文化芸術振興会と怪談家・稲川淳二氏が、精神・知的・身体などの障がいを持つパラアーティストの育成を目的に立ち上げたプロジェクト「稲川芸術祭」において、テーマソングを制作してほしいと課題を頂き、TSMからは９名の学生が参加しました。
　稲川淳二氏のイメージである【怪談】【ミステリー】をキーワードに、広い年齢層でも親しみやすい、聞きやすい、口ずさめるような作品づくりを目指しました。

　女性の悲鳴音をサビの前に取り入れ、一聴するだけで興味を惹き付けることができるように工夫したほか、女性ヴォーカルのキーをあえて低く・同じ言葉を繰り返すメロディーラインで、怪談のような不安を煽る要素を取り入れた一方で、親しみやすさの要素では今風のダンスビートを取り入れました。
　コンペティションの結果、学生の楽曲が採用され、稲川芸術祭の当日にメディアをお呼びしてお披露目を行い、Yahoo!ニュース等のWEBメディアに取り上げられ、サブスクリプションサービスにも楽曲がリリースされました。